“よっこいしょ”の語源は「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という説があります。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」⇒「どっこいしょ」⇒「よっこいしょ」となったようです。
六根は、眼・鼻・耳・身・舌・意(心)の働きのことを指し、不浄を見ない、不浄を嗅がない、不浄を聞かない、不浄に触れない、不浄を味あわない、不浄を思わないという身も心も無垢清浄になろうという祈りの言葉が「六根清浄」なのだそうです。
修験者が山を駆け上がるとき「ろっこん~しょうじょう~」などと掛け声を上げるそうですが、それがいつの間にか、日常で力を入れる時に使われるようになったそうです。
その修行僧の習慣が現代まで残っているという事は何か意味がないか調べてみると、
脳科学的に意味が証明されているみたいです。
①前頭前野の働きを抑制する
→考えたり、良し悪しを判断する前頭前野の働きを少し抑えて、動作に集中することができる
②小脳の働きを活発にする
→運動記憶は小脳で行われます。身体が覚えた運動は小脳が無意識下で行っています。その小脳を活性化させる働きがあります。
語源や働きを調べると、どんどん使った方が良い言葉だと思います。
しかし、何となく心身が老けたり、衰えた人が使う印象があります。
そこで、代わりになる言葉を考えてみました。
「よし!」はどうでしょうか?
力を入れたり、立ち上がったりと、動作の開始時や、座る時や荷物を下ろす時など、動作の終わりに使う言葉なので、
「よし!やるぞ!」
「よし。オッケー。」
“よし”にすると“よっこいしょ”よりも前向きな意味が加わります。
また、叱責や注意を受けた時に“よっこいしょ”は使えませんが“よし”なら使えて力になります。
どちらにせよ言葉の力を味方につけて、快適ライフにしたいです😊
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