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言語聴覚士の独り言

一生懸命と一所懸命

昨晩、男子サッカーワールドカップ最終予選 日本✖️オーストラリア を観ました。

私はサッカーが好きなので、日本がワールドカップへ出場して欲しいと強く願い応援しました。

選手と監督、スタッフが一丸となり“一生懸命”に闘い、運の味方もあり勝利しました。

感動しました。嬉しかったです。

その流れでTVを付けたままゴゾゴゾしていると岸田首相が司会の人の質問に答える番組が始まりました。

岸田首相は頭の回転が速く質問に対して間髪入れず返答されていました。

熱量もあり、威圧感もなく、“一所懸命”に話をしていました。

“一所懸命”は、鎌倉時代に先から受け継いだ「土地」を命がけに守る武士に由来していて、「一所懸命」の「一所」は「1箇所(土地)」を表しています。

“一生懸命”という言葉が使われ始めた頃こそ正しいのは「一所懸命」であり、「一生懸命」は誤用とされていました。

「一生」という言葉のほうが、「命をかける」「人の一生に関わる」という懸命なニュアンスが強くなるといったことから、現在では新聞などでも幅広く使われています。

私の個人的な感想ですが、

サッカー日本代表は命を掛けてプレッシャーに押しつぶされそうになりながら
懸命に頑張っていました。

実際、負けると監督の更迭が決まる可能性がありました。

したがって“一生懸命”が当てはまると思います。

岸田首相は懸命に答弁されていましたが、

どこか自分の場所を守りたい気持ちがあるように感じました。

よって“一所懸命”を使いました。

政治家の方々が守る場所が立場から国、国民へ完全に移行して欲しいと願います。

サッカー日本代表選手は監督や協会が選出しているので、国民は文句を言えますが、

政治家は国民が選ぶ事ができます。

もう少しで選挙があります。

国民がしっかり勉強して、投票して、代表となる政治家を選びたいです。

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