今日は午前中に講習会に参加して、
午後からは山登りへ行ってきました。
講習の内容は2部構成で
初めの2時間は『終末期の呼吸管理』
残りの2時間は『訪問看護でのBCP』
知識が増えると目の前の現象の見え方が変わります。
しかし、知識だけでは影響力はありません。
今日学んだ知識を明日からの臨床で活かしたいです。
知識を使うことで体験と変わり、私の技術となり影響力を持つ事ができます。
昼からの登山は息子と行きました。
道中や頂上から海が見える素敵な山でした。
息子は5歳で、今は「なんで?」が口癖の時期です。
なんで山にはワニはいないの?
なんでひっつきムシは引っ付くの?
山のオヘソはどこにあるの?
たくさんお喋りをしてくれます。
分かる言葉が爆発的に増えて曖昧な知識と好奇心が結びついて可愛い質問になっています。
山登りという体験は五感で自然を感じます。
土や岩の感覚、坂を登った時の身体の疲労感、植物の匂い、鳥の鳴き声…。
体験は知識の裏付けとなり感情がエッセンスとなり記憶に残ります。
“百聞は一見にしかず”という有名なことわざがあります。
まさに知識だけでは山登りの楽しさやリスクなどは分かりません。
しかし、知識もなければ見えるものも見えなくなります。
知識と体験を結びつけることが大切です。
今日の登山の頂上で犬を連れたおじさんと会いました。
息子が犬に興味をもち、挨拶を交わすと、おじさんは、この山の事や今まで見た景色の話を沢山してくださいました。
体験して得た知識を共有でき大変楽しい時間でした。
その中でも滋賀県に日本一美しい観音様がいてそれはミロのヴィーナスと匹敵するそうです。
おじさんがミロのヴィーナスを見た事があるのかは不明ですが、滋賀県の観音様は実際に見て感動した事がよく伝わりました。
おじさんから共有した知識を滋賀県に行って体験したいと思います。
ちなみに調べてみると滋賀県長浜市にある向源寺の十一面観音のことのようです。
今はインターネットで知識は直ぐに得られるので体験が大切な時代なのかもしれません。