言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

会いたい人には直ぐにでも会う

2023-02-15 22:02:00 | 日記
Hi-STANDARDのドラム・恒岡章さんが亡くなりました。

Hi-STANDARDは私の青春を彩る大切なモノです。

死因など詳しくはわかりませんが51歳という若さです。

高校時代の友人達と離れて暮らしていて、中々集まる事ができていません。

最近はグループLINEに時々バカな事が流れる程度でした。

私達の青春の象徴とも言えるバンドメンバーの死。

LINEには感謝の言葉と合掌を最後に付けた文が皆から流れてきます。

私は哀しみと同時に怖い感覚を覚えました。

年齢を重ねるに連れ、自分の人生に影響があった方が亡くなる事が多くなります。

もちろん自分の死も嫌ですが、友人達の死も同じ以上に嫌です。

仕方がない事ですが歳をとる毎に確率は上がっていきます。

仕事を休んででも友人と会う時間を作ります。

いつか会えるは叶わないこともあります。

友人や家族、会いたい人に会える時に会う。

後悔のない人生に大切な要素です。


先生とサービス業

2023-02-14 22:50:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

仕事を始めてからずっと馴染めない事があります。

それは『先生』と呼ばれることがあることです。

先生の意味を調べてみました。

①学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。

教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。

③親しみやからかいの意を含めて他人をよぶこと。

④自分より先に生まれた人。年長者。

私としては③の親しみやからかいなら嬉しいですが、②なら恐れ多いです。

リハビリを提供する仕事は助言やサポートはしますが、サービス業です。

リハビリというサービスを提供して、保険はありますが費用(自費分)をいただきます。

他のサービス業と変わりはありません。

政治家や弁護士を先生と呼ぶのもしっくりきませんが、自分が先生と呼ばれるのはもっと腑に落ちません。

学校の先生が授業を受けた生徒にありがとうと言いません。

医師が診察の終わりにありがとうございました。と言いません。

“先生”を代表する職種が言わないので私は自分が納得できるように必ずリハビリを終えて帰る際に必ず丁寧に「ありがとうございました」と伝えています。

サービス業はサービス提供後に必ずお礼を述べます。

『先生』の原義は④の先に生まれた年長者です。私が担当するご利用者が本当の先生ですね😊



知識と体験

2023-02-12 21:54:00 | 日記
今日は午前中に講習会に参加して、午後からは山登りへ行ってきました。

講習の内容は2部構成で

初めの2時間は『終末期の呼吸管理』

残りの2時間は『訪問看護でのBCP』

知識が増えると目の前の現象の見え方が変わります。

しかし、知識だけでは影響力はありません。

今日学んだ知識を明日からの臨床で活かしたいです。

知識を使うことで体験と変わり、私の技術となり影響力を持つ事ができます。

昼からの登山は息子と行きました。

道中や頂上から海が見える素敵な山でした。

息子は5歳で、今は「なんで?」が口癖の時期です。

なんで山にはワニはいないの?
なんでひっつきムシは引っ付くの?
山のオヘソはどこにあるの?

たくさんお喋りをしてくれます。

分かる言葉が爆発的に増えて曖昧な知識と好奇心が結びついて可愛い質問になっています。

山登りという体験は五感で自然を感じます。

土や岩の感覚、坂を登った時の身体の疲労感、植物の匂い、鳥の鳴き声…。

体験は知識の裏付けとなり感情がエッセンスとなり記憶に残ります。

“百聞は一見にしかず”という有名なことわざがあります。

まさに知識だけでは山登りの楽しさやリスクなどは分かりません。

しかし、知識もなければ見えるものも見えなくなります。

知識と体験を結びつけることが大切です。

今日の登山の頂上で犬を連れたおじさんと会いました。

息子が犬に興味をもち、挨拶を交わすと、おじさんは、この山の事や今まで見た景色の話を沢山してくださいました。

体験して得た知識を共有でき大変楽しい時間でした。

その中でも滋賀県に日本一美しい観音様がいてそれはミロのヴィーナスと匹敵するそうです。

おじさんがミロのヴィーナスを見た事があるのかは不明ですが、滋賀県の観音様は実際に見て感動した事がよく伝わりました。

おじさんから共有した知識を滋賀県に行って体験したいと思います。

ちなみに調べてみると滋賀県長浜市にある向源寺の十一面観音のことのようです。

今はインターネットで知識は直ぐに得られるので体験が大切な時代なのかもしれません。


山道を探して

2023-02-11 12:02:00 | 自転車
今朝は久しぶりに朝からサイクリングに出かけました。

目的は3つ。

①サイクリングを楽しむ
②マウンテンバイクで走れそうな山道を探す
③美味しいうどん屋さんに行く

①は天気も良く最高でした。ただ漕いでるだけで楽しい。やはり自転車はいいですね。

②はハイカーが1人もいない登山道を発見。
半分くらい登ってみると階段の部分が少しありますが後はいい感じの道。


距離が1.4kmと短いですが、今度はマウンテンバイクで行ってみます。

③は朝早くから開いているうどん屋さんへ。
疲れた身体に糖分と蛋白質を補充してくれましす。


もちろん味もめちゃ旨です!
これで270円。

今日は建国記念日。

安全で安心に暮らせる日本が続きますように。



マイナスからゼロへの幸せ

2023-02-09 23:10:00 | 日記
現代ではほとんどの人の生きる目的は幸せになる事ではないでしょうか。

幸せになるために仕事を頑張ったり、コミュニケーションをとったりしています。

今よりももっと幸せになろうとしています。

今をゼロだと考えるとプラスに向かって進みたいと考えています。

簡単な事ではありません。

財布を落としたとします。

財布の中には沢山現金が入っていました。

半ば諦めて交番に行くと、なんと現金もカードもそのままで届けられていました。

心の底から嬉しくてハッピーな気持ちになります。

これは財布を落とした(マイナス)から現状(ゼロ)への幸せです。

同じ現状でもマイナスを経験することにより幸せに感じます。

財布を落とすマイナスや病気などのマイナスからゼロへの幸せはなりたくありませんが、

このようにマイナスからゼロへの幸せは無意識に世の中に沢山あります。

例えば真冬に雪の中で作業(マイナス)しており、暖かい室内(ゼロ)へ入るとホッとして幸せな気持ちになります。

この日常に溢れるマイナスからゼロへの幸せに気付いて感謝できると生きる目的であった幸せを手に入れることができます。

毎日の小さな幸せの先にプラスの幸せが待っているのかもしれません。