5日目最終日の朝6時から屈斜路湖から唯一出ている川でカヌーを行いました。
行いました。と書きましたが3人(私、友人、ガイドさん)で1艇に乗ります。
ガイドさんから漕いでも漕がなくてもいいです。と言われました。
あまりにも美しい景色なので漕ぐのを忘れていました。
川の流れとガイドさんの舵に身を任せます。
水の透明度も高く、魚がたくさん泳いでいます。
木が倒れていて、バランスを崩さないように避けて通ります。
可能な限り自然のままに人の手を加えないように気をつけているとガイドさん。
途中でカヌーを停めてコーヒーを淹れてくださいました。
水と鳥のさえずりの中でのコーヒーは格別です。
約3km川に身を委ねていると、
自分も自然の一部であり、ほとんどの事は抗う事ができない。人生はそのようなものだと感じました。
ガイドさんにその話をすると、自然の中に入ると人は哲学的になるのだそう。
理由までは話しませんでしたが、私は自然の中に身を置くと、自然は人とは異なりリアクションがなくコントロール不可なため、結果的に自分を見つめ直す事につながるのかなと思いました。
今回の旅行で身体的には疲労はありますが、
“心の洗濯”という言葉がぴったり当てはまり、穏やかな気持ちになり心が軽くなりました。
日常が再開しても旅行前より穏やかに物事を捉えられるような気がします。
帰りの空港で買った水のラベル
『人生楽しんだもの勝ち』