言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

北海道トリップ 川編

2023-07-18 20:01:00 | 日記
5日目最終日の朝6時から屈斜路湖から唯一出ている川でカヌーを行いました。

行いました。と書きましたが3人(私、友人、ガイドさん)で1艇に乗ります。

ガイドさんから漕いでも漕がなくてもいいです。と言われました。

あまりにも美しい景色なので漕ぐのを忘れていました。


川の流れとガイドさんの舵に身を任せます。



水の透明度も高く、魚がたくさん泳いでいます。

木が倒れていて、バランスを崩さないように避けて通ります。

可能な限り自然のままに人の手を加えないように気をつけているとガイドさん。

途中でカヌーを停めてコーヒーを淹れてくださいました。

水と鳥のさえずりの中でのコーヒーは格別です。




約3km川に身を委ねていると、

自分も自然の一部であり、ほとんどの事は抗う事ができない。人生はそのようなものだと感じました。

ガイドさんにその話をすると、自然の中に入ると人は哲学的になるのだそう。

理由までは話しませんでしたが、私は自然の中に身を置くと、自然は人とは異なりリアクションがなくコントロール不可なため、結果的に自分を見つめ直す事につながるのかなと思いました。

今回の旅行で身体的には疲労はありますが、

“心の洗濯”という言葉がぴったり当てはまり、穏やかな気持ちになり心が軽くなりました。

日常が再開しても旅行前より穏やかに物事を捉えられるような気がします。




帰りの空港で買った水のラベル

『人生楽しんだもの勝ち』










北海道トリップ 湖編

2023-07-17 21:26:00 | 日記
4日目の朝6時から然別湖でカヌーをしました。

友人の友人のネイチャーセンタースタッフTさんがガイドをしてくださいました。

天気は良く、風はありません。

まさにミラーレイク

もう最高です。




何も遮るものがなく湖には自分達のカヌーのみ。

鳥の鳴き声とパドルを漕ぐ時の水の音だけです。

どれほど静かで物がないかと言うと

大きな声で叫ぶとやまびこが数回起こり、湖の周りを声が240度くらい周ります。




自然に溶け込む感覚となり何故か涙が出てきました。

Tさんにお礼を伝えて、その日はもう一つの湖、屈斜路湖へ移動しました。

湖畔のキャンプ場に泊まる事にしました。




夕日が驚くほど綺麗で美しく感激です。

夕飯の前に釣りも楽しみました。




釣果が気にならないほど素晴らしい景色でした。

もちろん焚き火や星空も堪能しました☺️












北海道トリップ 山編

2023-07-16 20:56:00 | 日記
3日目は大雪山連峰 黒岳(標高1954m)に登りました。

五合目までロープウェイで、七合目までリフトで行けます。

残り30%と言ってもStravaの記録を見ると

標高獲得530m
距離5.54km
タイム2時間26分

となりました。

頂上には雪が残っていて気温も低く長袖が必要でした。









景色は最高としか言いようがなく、ハイジの世界でした。

そして、この日も昨日と同じ然別湖湖畔のキャンプ場泊。

昨日よりも天気が良く満天の星空でした。

キラキラの尾ひれが付いている流れ星
虫のように八方に動き回る人工衛星
他の星もたくさんあるので天の川がどこかわからないほど星が輝いていました。

写真には上手く映りませんが、この景色と時間は忘れる事はないと思います😊

北海道トリップ 大地編

2023-07-15 23:17:00 | 日記
2日目は旅行最大の目的である自転車に乗りました。

森林の中のグラベル(砂利道)を走り、次に見晴らしの良い、北海道らしい畑や草原のグラベルを駆け抜ける計画でした。

頭の片隅にへばりついているのは、そう、熊ちゃんの存在です。

出発前から熊出現のニュースを見ていたので、私のYahooニュースはアルゴリズムで熊ちゃんニュースが集まってきていました…。

また、1日目に北海道の方々から熊の話を沢山聞いていました。

・出会い頭が1番危険なため、存在を知らせる
・植物を食べた跡や新しい糞がある所は近くにいる可能性がある

全員が熊を目撃していましたが襲われた経験はないようです。


森林グラベルを走り始めてすぐ、犬のうんちサイズの真っ黒なうんちと遭遇しました。

まだ新しい感じです…。

サイズ的に狐だと思うのですが…。…。

友人と話し合い、このまま怯えながら進むより、きっぱり諦めて、見通しの良いグラベルへ切り替えました。(友人と意見が一致して良かったです)




ジャガイモ畑や麦畑、とうもろこし畑の間に永遠と続くグラベルロード。

最高!の一言です。

サイクリングだけで疲労を溜めたくなかったので計画では50km程度にするはずが、

途中に素敵なパン屋さんがあり休憩を挟みながら



あまりにも気持ちが良かったので80kmも走りました😄

人工物が少ない豊かな自然の中を大好きな自転車で走るのは本当に至福の時間でした。

2日目はキャンプ場泊です。

然別湖湖畔にあるキャンプ場。




カッコウの鳴き声やキツツキのドラミングの音が聞こえてきます。

疲れた身体を大自然が癒してくれました😄



北海道トリップ 人編

2023-07-14 22:30:00 | 日記
北海道十勝地方に旅行に行ってきました。

友人と2人旅で、今回は宿には泊まらず車中泊かキャンプをしました。

テーマは北海道の大自然を堪能することです。

今回は出会った人達について書きます。

初日はほぼ移動日で、北海道釧路空港に着いたのが15時頃でした。

レンタカーに乗って初日に車中泊をする道の駅へ移動。

道の駅から歩いてすぐの居酒屋に一緒に行っている友人の友達が集まってくれました。

私は初対面ですが、いわゆる初対面の壁がなくて驚きました。

すぐに打ち解けて話を聞いていると

ハンターやネイチャーセンタースタッフ、ジオパーク管理センタースタッフなど自然を相手にしている方々なので、私にとって興味深々の話をたくさん聞けました。


また、話の規模が大きいこと、大きいこと。

同僚が熊に襲われて助けた話や南極調査隊の一員だった時の話を

コンビニに新しいアイスが出ていた事を話すかの様に日常として話をしておられました。

私が関心したのは、自分の仕事や地元の事を悪く言ったり愚痴のような話が一切なかったことです。

北海道の素晴らしさを沢山伝えてくれました。

地元や自分の仕事を含め環境を自ら愛してリスペクトしている人はカッコいいと思います。

ついつい謙遜や卑下して自分の事を表現してしまいますが、それは自分にとって健全ではないと考えます。

また、北海道の空港、レンタカー屋さん、温泉や道の駅、スーパーなどのスタッフの方々の気さくさや優しさは旅行の浮かれた気分を差し引いても凄く好感を持てました。
少なくとも気分を害するような事はありませんでした。

いただいた優しい気持ちは、次に私に会う人に還元したいです😊

北海道は広いから心も広く穏やかになるのでしょうか〜