<『眼によって発見された人生』より>
青山二郎の書く文章は、
行間にしっかり思想の詰まったものであるが、
読み手の側に眼力がなければ、
少々とっつきにくい難文である。
だから、
陶器のように付き合ってみなければ、
その言葉の奥が見えてこない。
………
…… 森孝一『人と作品』 ……
青山二郎の持論
『陶器に限らず芸術というものは、
その創られた作品から、
作家の顔や思想が見えてこなければならない。』
…… 青山二郎 ……
<参考資料>『眼の哲学・利休伝ノート』
青山二郎:著
野間佐和子:発行者
(株)講談社:発行所