TAZUKO多鶴子

ページ内の文章及び作品の著作権はTAZUKO多鶴子が有するものとし、他者がそれらを無断で転載することを固く禁止とします。

『千利休』…NO.3

2008-09-20 | TAZUKO多鶴子からの伝言
『 小座敷の茶の湯は、

  第一仏法を以て修業得道する事なり。

  家居の結構、

  食事の珍味を楽とするは俗世の事なり。

  家はもらぬほど、

  食事は飢えぬほどにてたる事なり。

  これ仏の教、

  茶の湯の本意なり。

  水を運び、

  薪をとり、

  湯をわかし、

  茶をたてて、

  仏にそなへ、

  人にもほどこし、

  吾ものむ。

  花をたて香をたく。

  みなみな仏祖の

  行ひのあとを学ぶなり。 』

      …… 千利休 ……
 

『千利休』の言葉…NO.2

2008-09-19 | TAZUKO多鶴子からの伝言
  
  『 惣じて、
    露地の掃除は、
    朝の客ならば宵にはかせ、
    昼ならば朝、
    その後は、
    落葉のつもるも、
    そのまま掃かぬが巧者なり。 』

         …… 千利休 ……

 
  『  稽古とは
     一より習ひ十を知り
     十よりかへる
     もとのその一 』

    …… 千利休 ……


  『  茶は服のよきように
     炭は湯の沸くように
     夏は涼しく、
     冬は暖かに
     花は野にあるように
     刻限は早めに
     降らずとも雨の用意
     相客に心せよ 』

      …… 千利休 ……


 『 この筒花入(高麗筒花入)、
   鉢開の黒茶碗と墨跡を持っていれば、
   山住まいをしても寂しいことはない。 』

            …… 千利休 ……


  『 茶の湯とは ただ湯を沸かし
     茶を点てて
    飲むばかりなる
    事と知るべし 』

        …… 千利休 ……