金曜日の竹島クラフトセンターは新作評価の日
今日も新しい試作品が持ち込まれて来た
おー、ゴブラン織りのバッグが出来た
「いい感じだわ」
竹島クラフトセンターのメンバー全員が覗き込む
西尾市から通うNobutaさん自ら染めた綿糸の草木染めの糸を使って
my織機で織り上げた生地を使って作り上げたバッグである。
しっかりとした腰のあるゴブラン織の生地は室内装飾にも
バッグ生地にも最適の組織である。
nobuta自ら意匠図を描き企画した
竹島クラフトセンター独自の指導で織物組織を組み立て
見本も無い中で師匠が作った指示書と説明だけが頼りで
経糸の染めから始まりデザインと組織を組み立てた。
意匠図と組織図を自ら創り、織りながら組織変更を繰り返し
このバッグ生地を織り上げたのだ。
このゴブラン織作品の一番重要な事は
最初にバッグの完成モデルを創り、
その(理想)に近付る為の手織を完成した事である。