TAKE-LOG 竹ログ

休日は三河木綿のフルコース

先日に体験予約を頂いていた若者たちが三河木綿の手織り体験に

やってきた。

三河木綿のフルコースということで綿から糸を紡ぎ

織物を織る体験の準備をして待っていると

3人のご来店である。

早速、綿繰り機の登場です

「これで綿を取るんです」

「江戸時代の道具を再現しました」

「あらー、綿だけこっちに出てるわ」

「これは不思議だ」

「なんで?何だろう?」

「楽しくなってきた」

ここで、棉から 綿へ を学習してもらうつもりが

私が忘れて楽しんでいた。

「わーい、糸が紡げた」

「これも不思議だわ」

「おー上手だよ天才だね」

「これは難しいぞ」

「大丈夫ですゆっくりと行きましょう」

「あれ、切れちゃったよ」

綿を相手に戦ってもダメだよ

諦めることなく綿と相談しながら、そーっと

「おー、天才的な糸?が出来てるよ」

「これ、Z撚ですかS撚ですか」

の質問を受けました。

「貴方達の職業は何ですか」

と尋ねると名古屋の大商社の社員だと教えてくれました。

ならばと、プロ用の授業が始まります

自分で紡いだ三河地綿の糸が入りました

「ワイルドな糸を繊細な作りで表現しています」

こちらはワイルドな三河木綿が大胆に入りました。

「もっと織り続けたいな」

そして全員の手織りコースターが完成しました。

みなさん入社して3ヶ月余りでこれから繊維の勉強と実践が待っています。

糸や織物での質問OKという約束をしました。

 

今日は綿から糸を紡いで織物に仕上げる体験授業でした。

繊維の原点と織物の基本を体験することを通して

自らの手から作る行為が、これから世界を相手に

活躍するための知識の一つになれば嬉しいと思います。

 

”織物は楽しく織りましょう、約束事は基本だけ”

が私の信念です。

あとは自由に創作できるのが手織りの醍醐味です。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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