「次の作品はタペストリーです」
と以前から言っていたOsukaさん今日はその準備から始まった
「自分の家に掛けるのを織ります」
三河木綿のタペストリーを織る計画が始まった。
自ら作ったデザインを元に糸の使用量と密度本数を決めて
早速、綛糸を玉に変える作業が始まった
綛のままでは扱いにくいので玉巻機で糸を巻き取ります。
「綛からほどけにくいわ」
「藍染や草木染めの糸は毛羽立ってて巻き取りにくいのよ」
そこで居合わせた大先輩の指導を頼む
「糸口がわからないわ」
「そういう場合はこうするのよ」
「あら!、糸が出て来たわ」
先輩から後輩へ技術の伝承である
一人でも多くの人に技術や文化を伝承して
教わった人がまた多くの人に伝承していくことが大切なのだが
最先端技術は伝わっても、基礎になる技術の伝承は無くなる、
技術はロボットが覚えて人間の関わる基礎技術は消えてゆく、
糸も自動化 染めも自動、織りもロボットが寝ずに働き
熟練もロボットにお任せ!
あなたは何処で働くのかな?
「金を数える仕事をやるよ」
もう既に金が存在する時代では無いのよ
どうするのよ あ な た!
給料袋があった時代 希望があって良かったな〜
一万円札が入っていたんだよ!