前もってランチョンマットの手織予約を頂いていたお客様のご来店です。
最初にデザイン選びをしていただき糸量の計算から始まり
経糸が準備された織機に座って機織りが始まりました。
お二人は少し緊張した面持ちで始まった機織りです
例によってスタッフから織物の原理と織機の操作を
学びながら手織が始まりました。
デザイン図を計算しながら自分で選んだ色糸が織り込まれていきます。
自分の操作によって織物が生まれて来る、その地道な努力は
生み出す苦しみと喜びを同時に味うことなのです
外は潮干狩りのお客様で賑わう竹島海岸です
「こんな景色の中で手織がで来るなんて贅沢ですね」
長靴を履いた人たちが浜から上がって来る
アサリは沢山採れているのだろうか と思い眺める
織機にはただひたすら黙々と一本一本織り込まれていく
デザイン画通りに出来た作品を眺めて満足そう、
「これは楽しくてやめられない」
「この織機を家にも一台欲しいわ」
そして、布が織機から切り離された時、ランチョンマットが誕生しました
織機に掛かった織布からランチョンマットというものが生まれたのです。
最後の房作りは作品を左右する大切な儀式で
彼の表情も真剣そのものです。
「できたー」
「綺麗に出来て嬉しい!」
見事に織り上げたランチョンマットを掲げて記念撮影です
おめでとうございます