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TAKE-LOG 竹ログ

TCC・竹島クラフトセンター、手織教室(筬通し)

TCC・竹島クラフトセンターに行ってみました。
今日は手織の作業で筬(おさ)通しをやっていました。

前の記事で紹介した整経の次の工程なので
早速取材する事にしました。

織物に必要な長さの経て糸を一本、一本分離して
作動出来る様にする整経の作業をお終えた経て糸を

いよいよ織機にセットします。
筬とはどのような物でどのような働きをする物で
しょうか?
筬は皆さんよくご存知の[鶴の恩返し]でおつうが
織機の前に座り、緯糸を通すごとに引き寄せる
板状のクシのの様な物を筬と言います。

筬は織る布の幅を決めてその間に経糸を均等に
振り分ける役目と、緯糸を直線状に整え引き寄せる
役目を持った、織物を作る上で大変重要な役目を
持った部品です。

経て糸の密度等によって、筬の密度も変えます。

写真は、経糸を筬通しと云う道具(ヘラ)を使って
1本づつ、畦で分離された経糸を通す作業をしている
ところです。

この工程が終わると、整経した経て糸が織機の
一部分として載る事になるのです。

〈続く〉

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

コメント一覧

小林
筬やから
今経通しはリーチングマシンでヘルドとリード自動で作業します ピッチも吋70位はこなします。

大変肩の凝る仕事です 以上
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