TAKE-LOG 竹ログ

綺麗に織れたコースター        竹島クラフトセンター

「トイレを貸して下さい」
とトイレを求める観光客が毎日来る。

「この建物にはトイレがないのです、 ごめんね、すぐそこの松の木の下にトイレがあります」
とトイレの場所を教えると、

「もう少し綺麗なトイレはありませんか」

と言われてギョッ!、トイレが汚い?
毎日公園管理の皆さんが綺麗にしているのに…、
つまりトイレが古いというのだろう、
仕方がないので身体障害者用を教えている。

しかし、現在どこの観光地も競う様に最先端のトイレを設置している。
観光地のトイレがその観光地のステータスを競っている。
蒲郡観光の玄関である美しい竹島は幾つ☆☆☆のトイレを持つ観光地だろうか。



などと語り合っているうちに手織り体験のお客様が来た。
可愛い女の子がコースターを作ります。

「こんなコースターが出来ますからこの中でお好きな色糸を選んで下さい」
「うーん、どれにしようかな」
「これにしようか」
その時少女の頭の中では色糸を使ったコースターを想像して同時に創造もしてみるが、
糸色を決める決断を迫られている。

「ゆっくり選んで下さい」
とは言われるが、物作りではこの時が一番楽しい筈だが
色を選ぶ決断には苦しみが伴う

苦渋の決断?で色が選ばれて 機織り作業が始まります。

玉に巻いた糸から完成したコースターを想像することは難しいが
織り上がってくると想像以上の物が出来上がって来る時、
自分の創造の喜びは最高になります。


コースターが完成しました。
織機から切り離されコースターを自分の手にした時の少女の笑顔は美しい。

おめでとうございます。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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