今日も生徒さんが手織研究に勤しんでいます。
早速教室に入るとメンバーの森下さんが織り上がった作品を見せてくれた。
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白と黒のモノトーンの千鳥格子のマフラーだ。
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この作品は白4本黒の本格子に2/2の綾組織の千鳥チェック柄を織っています。
安定した織り面は見事です。
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恥ずかしがる作者の森下さんが身につけるとご覧の通りです。
ヤマタケの蔵に通ってもうベテランの域になってきました。
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今度は白8本黒8本の格子に8枚ソーコーを使って
大柄千鳥格子を織る計画で準備に入りました。
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早速、整経を始めました。
計算を間違えてはと真剣な作業です。
メンバーの小栗さんは特殊紡ぎをした糸を使って
整経を終えて織機に乗せる準備をしています。
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羊糸の毛羽立ちで開口が難しい様子でしたが、
「なんとか出来ました」
と一仕事を終えて笑顔を見せてくれました。
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小栗さんは繊細な織物を粘り強く織る人です
この織物をどの様な個性を織り込んで仕上げて見せてくれるか楽しみである。