浜松といえば楽器とオートバイと繊維で発展した地域だ。
天竜は私の故郷でもある
そこから毎週、綿作り、糸作り、織物作りを習いに通って来る女性が二人いる
二人は天竜の山間地に暮らす人々に古来から続く技法に基づき綿の栽培から織物作りまでを残そうと始まった。
仲間と栽培を続けた綿花(和棉)を今日は綿打ち作業
個々に孤立して暮らしている人々に、綿を中心にした心の拠り所を作ろうと
活動が始まったのだ。
綿と糸だけに拠り所とは良い言葉である。
数年間の間に紡ぎ続けた糸を筬に通す作業をしました。
出来た織物は天竜の古い地名である壬生に因んで”壬生織り木綿”と言う