浜松市天竜区ヤマタケの蔵で開かれる壬生織教室、
先週入塾してその日に
「私はトートバッグを作りたい」
と言うことで持参した糸を使い整経をしたが
今日は筬通しの作業である。
整経の綾は何故必要か
「死んでも離すな」
その理由を教わりながらの作業で
経糸一本一本を分離させる意味と役割がある、
それは組織というものに組み込まれる時
その大切さがわかるのだ。
今日は綾から一本一本糸を戴くように筬に通す
Watanabeさんである。
Watanabeさんが骨董品屋さんで手に入れた糸車は
私のツモを取り付け微調整して使用可能となった。
来週は手紡ぎの特訓が待っている
授業を終えた後の雑談で故郷の山の稜線に鏡岩の伝説がある事を
Watanabeさんから聞くと、スタッフも学校で教わったことがあると話した。
しかし、その存在は解っていないそうである。
私は急に山を歩きたい気持ちが起こった。
(光明山にも家康伝説として鏡岩の巨岩があるが)
浜松市天竜区の横山地区と阿多古地区の境界尾根標高500m位に
この鏡岩はあるそうだ。