今日は蒲郡市へオーストラリアからホームステイにやって来た学生達に
引率してきた父兄の皆さんが三河木綿の手織り体験にやって来ました。
私達織物作家にとって、オーストラリアは羊の国というイメージがある
ウールがなくてはホームスパンのファッションは成り立たないほど
大切なお国であります。
今日はオーストラリアの皆さんに蒲郡の三河木綿を知ってもらって
織物体験していただくことは大きなチャンスだと思っています。
好きな色の糸を選んで織機に向かって手織り体験が始まったが、
英語は苦手な私の手織り授業である、どうなることやらと思いきや
織る動作を通じて理解してくれて織物を織る作業は順調に進みました。
蒲郡市教育委員会の職員の的確な通訳もあって困難なことはなく
楽しい手織り体験になって嬉しかったです。
竹島クラフトセンターで外国人の手織り体験者の数はオーストラリアが
圧倒的に多い、そして何時も感心するのは織物作業の覚え方が早い、
それは子供も大人も同じで、日本人は作業の手順を暗記しようとするが
外国人は原理を覚えようとする。
全員素晴らしい織物を作り上げました。
とても初めてとは思えない出来栄えなので
「以前に織物をやったことがありますか」
と尋ねたが初めての手織りだそうです。
それほど見事なコースターが完成しました。
出来上がったコースターを掲げて記念撮影です。
完成おめでとうございます。
ブログの見出しも英字で書いたのはネットを通じてオーストラリアの
ご家族にもお元気な姿を見てもらうためであります。
