「ね、早くやろう」
２人のお子様を連れたお母様が手織り体験にやって来た。
「この子でも出来ますか？」
「大丈夫ですよ」
お子様が織り、お母様はお手伝いにまわっていただきました。
小さい坊やは織機に足が着かないので錘を乗せて織る、
坊やはお母様と一緒の作業をする
親子で手織りとの戦いが始まった。
「あ！だめだめこうすると良いの」
「僕がやる」
お嬢様は黙々と織るタイプで粘り強い織り方をしている
坊やは慣れて来ると自分で織っている。
それを見守るお母さんである。
「出来たー！」
「僕も出来たよ」
「これ、見て」
「わー、凄いね」
可愛い姉弟の手織り体験でした。
外の海は嵐のように荒れ始めていた。
沖は雨で霞んでいる、これから荒れる模様だ。
竹島にも白波が打ち寄せ始めた。
今日は早く帰ろう。
