夕暮れ迫る竹島海岸に街路灯の灯がついたころ
手織体験にやって来たカップルです。
竹島橋は強風で身を切られるような体感温度となっています
暖かい心を冷やし切る冷たさの中を竹島クラフトセンターにやって来て
古い昔から続く機織りをカップルで楽しもうという心は何だろう、
そうだ、今日はクリスマスだ。
私にはすでに置き忘れた時となっているが
若い二人にとって記念すべき今夜なのだ。
などなど、考えるうちに機織りは進んでゆく
彼の手織が丁寧でベテランのような織り上がりを見せている
「綺麗に織れています」
「初心者では無いですね」
と尋ねると
「今日が初めてで予備知識もありません」
と言う、
上の写真の彼女の織りも相当綺麗に織れているが
下の写真の彼の織物は丁寧すぎると感じる
秘められた心がこのコースターにはある と、私は思った。
もう二十年以上前の事だがこんな事があった
「二人で織ったコースターは竹島で交換します」
私の想像は創造を産む?