「手織り体験に来ました」
竹島クラフトセンターの手織り体験のフアンのご来店です。
最初は小学校低学年の頃からのベテランさんです。
市役所が主宰するイベントや竹島クラフトセンターへも
来てくださって織ったコースターも何枚になるのだろう
「一人で織れますか」
と聞くと
「大丈夫です出来ます」
と答えてくれました。
勝手知ったる手織り体験で、スタッフの指示も無くても織れるほどです。
外は竹島弁天手づくり市の雑踏ですが静かな教室内では
少女が手づくりを楽しんでいます。
手織り体験を始めてから15年以上となり
体験者数も延べ1万人を越そうとしています。
こうして手織りを楽しみ技術を継承してくれる若い人を育てて、
街中から織機の音は消えても織物の歴史と文化は残る街にして、
織物が新産業として再生することに希望をかけたのです。
このように若い人たちのフアンが増えて来たことは喜びです。
やがて、房も作り終えてコースターが完成しました。
「これで何枚目ですか?」
と尋ねると
「分かりません」
と答えてくれました。
何枚目か分かりませんが おめでとうございます。