蒲郡市特産品の三河木綿の学習体験をしてくれないかと問い合わせがあり、
繊維産地蒲郡市の地域ブランド三河木綿の勉強会を開くことになりました。
西暦799年三河湾に1人の青年(崑論人)が乗った小舟が漂着した。
その青年は棉の種が入った壷を持って上陸した。
それが日本の棉の伝来です。
棉の伝来を記念して愛知県西尾市福地に天竹神社が奉られた。
そして私達は蒲郡市と繊維産業の再興を願い、繊維の原点からの
ルネッサンス事業として[夢織人]を立ち上げ、天竹神社に神事として伝えらて来た
和棉・三河種を崑論人の持って来た棉であると推定して耕作栽培してきた。
その棉を使って棉繰、綿打、紡ぎ、機織りの作業の基本を体験して
学んでいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1a/60ed36effb04f20d11e4586fa257c9e0.jpg)
”なぜ今100年の時間が経ち忘れられとり残された日本の和棉なのか”、
インターンシップの学生さんに自ら作った三河地棉の糸を使って
実際に織物に織り上げてその魅力の一端を学んでいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ef/f1d074010a4e1fe3fcfa15fed632cadd.jpg)
暑い中でしたが大変お疲れさまでした。
これからの生活の中で繊維製品に触れる時、この授業での体験を思い出していただけたら幸せです。