「三河木綿を教えてください」
この一言から始まったMiyaseの手織り修行
アクセサリー作家として三河木綿を主題にした活動を始めた
「甘っちょろい考えではやれないよ」
と始まったが、出産と重なり中断
しかし写真のように背中にお嬢さんをおんぶして手織り修行が続く
「やると決めたから」
自分で考え出した作品のコンセプトが三河木綿だった、
”大量生産した布や他人が織った布を使ったクラフトでは
真の作家としての作品とは言えない”
「私に織り方を教えて下さい!」
そして始まった織物修行だ。
どんなに苦しくてもこの子と一緒に作るんだ
織物デザイン、織物設計企画、糸選び、色選び、
と難題が続く
糸の数量計算、そして整経本数が決まって
今日は綛から玉に巻き取り 整経に入る準備が始まった。
これから一本の狂いもない作業が求められるが
それは他人から与えられた”仕事”とは違い、
”自らの命から発する作品作りなのだ”
背中の赤ちゃんの名も 藍 ちゃん
頑張るお母さんの背中で大人しく
お母さんと一緒に織物奮戦記です。