新型コロナウイルス予防のために竹島クラフトセンターも
3月11日に手織体験は休業に入っていたが
4月1日には手織り教室と物産販売の営業も休業に入った。
その後、政府の緊急事態宣言の発令を受けて本業も自粛で休業となり、
人生初めての長期休暇とならざるを得ない事態となった。
そして、今日は営業の再開です
大丈夫だろうか?
と不安を抱えての再出発が始まった。
コロナに打ち勝つ為にはその不安を
一つ一つ無くして行く作業が始まったのだ。
十分な換気と人との距離を保ちながら作業がスタートした。
入場人数制限と機材の消毒の徹底と
見学入場者と生徒さんとの3密を防ぐため
手織体験と販売商品の一部を野外特設テントにて
体験販売を行っています。
だが、織機に座ると織りかけの布が待っていた
糸を一本織り込む毎に時間は縮み
目と手の感覚が元へと戻って行くのは早い
やがてコロナ以前の感覚の自分に戻ると
不思議な安堵感に包まれていた。
初春の梅が如きに綿の実が咲き
掛けられた布が物語を織り始める
竹島は霧雨に霞み
緑は優しさを増していた
霞みに島影も消え
止まったままの自動車運搬船も霞み
今日は手織体験のテントを張ることも無かった。
三河木綿手織体験
予約受付中
新型コロナ感染対策のため
芝生上特設ドームテント内
雨天は中止