TAKE-LOG 竹ログ

広浦さんの赤いマフラー

「赤色が派手すぎた」
「どこが派手なの?」

「なんとなく・・」

「経糸だけ見て、どこが派手だと思うんだよ!」
こんなやりとりで始まったこの企画である。



経て糸の整経を見て色の判断をしていたようです。
織物は経糸と緯糸で出来ていますから、平織りならば経て糸と緯糸の
混合比率が単純に言えば50%×50%になります。



広浦さんは、こげ茶の緯糸を入れ始めて納得してくれました。
織物の色の混合は絵の具とは違って交差組織点によって
点や線の糸の色で表現されます。

織物の玉虫色もこの組織点によって表現されます。
だから色糸選びは慎重にならざるを得ないのです。

師匠と生徒のやりとりは時に喧嘩になる時もありますが、
良いものが出来れば笑顔で終わるものです。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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