自分で栽培した緑綿(和棉)を手紡ぎした糸を使って織物を織りブラウスを作る、
こんな壮大な計画を実践している女性がいます。
その人は豊橋市から通うHiramatuさん
今日も竹島クラフトセンターへ通い作業を続けていました。
秋の斜光を受けた教室内で経糸を整経するために綛(かせ)からチーズに巻き取っていました。
綛から巻き取る時には綛が崩れないように綛取り車にセットしなければならないのです。
糸の周回が乱れないようにしないと、最後までスムーズに巻き取ることは不可能となります。一本の崩れが命取りなります。
綛にはヒビロが付けられているのでヒビロの部分で順序正しい糸の流れを確認しなければならないのです。(ヒビロ部分で糸が逆行していないか注意を要する)
Hiramatuさんは1000本にも達する経糸を用意するために、
綛取り車が軽やかに回転して楽しそうな作業を続けていました。