先日に、8枚綜絖の織機を使って千鳥格子柄を織ってToshieさんが
その時に残った糸を使ってマフラーを織るという、
「この糸が残っているのでこの糸を使ってマフラーが織れますか」
残糸使って新しい織物を織るという授業である
63gあるから計算すると何メートルの糸がある、
それを経糸と緯糸に使い分けるのだ。
必要なマフラーのサイズがそれによって決まってくるがそれで良いか?
千鳥格子だと2色の縞整経をしなければならないもう一色の方の糸量も
計算しなければならない。
「先生、計算して」
「だめだ、自分でしなさい」
そして最終結論が出て次の整経作業が始まった。
整経作業が終わった糸束を鎖編みで保存して来週の作業に備えた。
企画の段階でいかに企画の内容を理解して実践していくことが出来るか
ワンツーマンで2時間に及ぶ織物企画の授業であった。
来週は織物組織と織機の関係の授業になりそうである。