TAKE-LOG 竹ログ

美女2人 私の拘りの機織りよ!     竹島クラフトセンター


「一度手織り体験してみたかったです」
とお客様の感想を聞くと子供の頃からしてみたかった機織りに対する憧れ
昔話や童話の中に出て来る機織りをする女性のイメージに夢を抱く人も多い、

しかし、蒲郡地元の人や繊維関係者は機織りなんて…、と言う反応だ。
このギャップは何だろう、これが繊維産業の現実を表しているのだと思う。

アメリカの綿花と言えば棉畑で過酷労働で働く奴隷の姿が象徴である。
そして現在全世界で生産される農薬の20数%が綿花畑に使われている現実もある。
この農薬の中には枯葉剤も、遺伝子操作の種も大量に使われているのだ。

世界の大量生産大量消費のファッション産業は毒薬農薬に支えられている
現実もあることを忘れてはならない。

現在私達は地場産業の三河木綿として無農薬でコットンを栽培している
もちろん遺伝子操作された種も使っていない。
原子力発電所と同じで経済か安全かが問われる社会になったとも言えるのだ。


無粋な話はこの辺でやめにして美しいお嬢様の手織り体験の模様をお送りしよう。



織物に美しいイメージを持つお嬢様達が機織りをしています。
「この糸を綺麗に並べて織ろう」
「これが私の拘りなのよ」

独り言を呟きながら作業をする人が多い
それは自分に問いかけ自分で答えているのだが
それは確認と確信の作業なのだろう。

「うーん、やっぱり良いわね」
と、こんな物作りが良い。




手織り体験の感想を聞くと
「楽しいよ」
「自分だけの物が出来ることは楽しい、私だけの物を私に作るの」

「あれ、ここ失敗だわ、やり直し」
と、突然の声にビックリして 見ると房作りの縛り目が離れたのだ。

「人生のやり直しは出来ませんが機織りはやり直せるのです」
と何時もの蘊蓄を述べているスタッフに
「うん、なるほどね」



そしてコースターが出来上がりました。
完成を祝って記念撮影です。
「ハイ!良い顔して、顔を隠さないでもっともっと良い顔を下さい」
 と写真をパチリ!

「綺麗に出来たから嬉しい」
「楽しかった」
と嬉しいコメントを沢山いただきました。

おめでとうございます。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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