しかし、今年は暑い。
そんな中を元気な子供達が手織り体験にやってきた。
「予約してあるのですが出来ますか」
「はい、お待ちしていました」
色を決めていただき織機に座って手織りが始まりました
「この織機はこれを上げたり下げたりして、経て糸を交互に上げ下げします」
「次に緯糸のシャトルを通します」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/73/bb73b18862b22fd90260f23379663c19.jpg)
これからどんなことが始まるのか、と説明を神妙な顔で聴いています。
しばらくして全員織り方を覚えるとそれぞれ独自の織り方で織り始めた。
急いで織る人、強く織る人、優しく織る人、
織る人ごとに個性が出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/27/2abe84f207422a994ed21f2c14dd347c.jpg)
「いつもここのブログを見ています」
「一度ここへ来たくていたのですが、今日は来れて良かったです」
と1人のお母さんに言われて気恥ずかしくなってしまった。
「いつも見ていただいてありがとうございます」
知らない人ではない、このブログの中ではお友達であったのだ。
そしてTCCの主人の一番嬉しい言葉である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/80/ba8e644764f2e60e59e8590491e3234f.jpg)
「手織りは楽しいです」
「体験できて嬉しいです」
と喜びのの声が聴けて幸せである。
やがて5人の子供の手織りコースターが出来上がってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/02343614b3b062f970c58b45c689b0b0.jpg)
房作りの懸命な作業を終わると織機から織物が切り離され
コースターになって、あなただけのオンリーワンのコースターの誕生である。
「できたー」
「やったー」
「これ、見て僕のだよ」
子供達お母さん達の歓声と共に手織り体験が終わった。
「近いうちにまた来ます」
「ぜひ来て下さい、その時は芝生でお茶でものみましょう」
と楽しい約束ができた。
俊成苑の竹島クラフトセンター開設当時は俊成苑まで足を伸ばす人も少なく
閑散とした公園に三河木綿の手織り体験施設をと 竹島クラフトセンターを開いたが
暴走族や不良の溜まり場と言われて不安の中でのスタートだったが、
5年目の現在は竹島クラフトセンターを目的地に来てくれる沢山の観光客も増えてきて、
お客様には感謝の気持ちでいっぱいである。