江戸時代の高機に新しい縞を乗せた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3e/5cecb0b2eb2f00c56a89336dd2e43d55.jpg)
元々整経された糸に加えて新しい縞を整経して
織機に乗せる作業をしていたが
今日は織り始める事になった
この経にどんな緯糸の通し方をするか
いく種類かの緯糸と通し方を模索する作業が始まった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/30/6a86e893b89887f63d228ee6e3b52eeb.jpg)
「番手差をつけて」
「もう少し強く叩いて」
目的はバッグ生地だから
裏はどうでも良いから
もう少し噴霧して
細い方をもっと細い番手に変えて
今日も模索は続く
高機と言えば伝統工芸の織物を織るという、
だが時代は古き伝統に新しい技を織り入れる事を繰り返して来た。
変革の時代は絶えずやって来る
”織物とはこうでなければいけない”
私達高度成長時代の人達はこうした事に拘る
一瞬の成功例に捕らわれて改革を否定して来た。
だが、時代は行き詰まり、改革も出来ないまま
現在の閉塞感の中から抜け出せないでいる 私だ。