TAKE-LOG 竹ログ

江戸時代の高機にレインボー縞 2

江戸時代の高機に新しい縞を乗せた。


元々整経された糸に加えて新しい縞を整経して
織機に乗せる作業をしていたが
今日は織り始める事になった

この経にどんな緯糸の通し方をするか
いく種類かの緯糸と通し方を模索する作業が始まった


「番手差をつけて」
「もう少し強く叩いて」
目的はバッグ生地だから

裏はどうでも良いから
もう少し噴霧して
細い方をもっと細い番手に変えて

今日も模索は続く



高機と言えば伝統工芸の織物を織るという、
だが時代は古き伝統に新しい技を織り入れる事を繰り返して来た。

変革の時代は絶えずやって来る
”織物とはこうでなければいけない”
私達高度成長時代の人達はこうした事に拘る

一瞬の成功例に捕らわれて改革を否定して来た。
だが、時代は行き詰まり、改革も出来ないまま
現在の閉塞感の中から抜け出せないでいる 私だ。




蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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