豊川市在住のお嬢さんから予約体験の申し込み
「お友達と三河木綿を綿から体験したい」
と、申し込みがあり綿と糸と織機の準備をして待つと
二人の若い女性が竣成苑にやってきた。
早速、綿繰り機を使って棉から種を取り除く綿繰り作業に入る
「あれ、種が取れて棉だけになってる 不思議!」
これは、江戸時代からの作法で[棉]から[綿]が出来たんです
これで、糸を作る準備に入ります。
次に糸車の登場です。
「これは見たことがあります」
糸を紡ぐ糸車(紡錘車)です、これを使って糸を作ります。
「切れそうです」
「大丈夫です、綿は優しいから優しくそーと引いて」
世界で一つ、いや宇宙で一つのあなただけの糸が出来ました。
そして作った糸を織り込む機織り作業です
経糸が交互に上がり下がりしている中をシャトルが通ります
「すごーい織物が出来てる」
作業に慣れてきて余裕の笑顔です
「楽しいです」
しかし、気になる帰りの電車の時間だ
それでも素敵なコースターを織り上げました
「出来たー」
あなたの紡いだワイルドな糸が入ってオンリーワンです
「嬉しいです」
出来上がったコースターを持って駅に急ぐお二人でした。
おめでとうございます。