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TAKE-LOG 竹ログ

TCC・蒲郡竹島クラフトセンター、第四回手織場展だよ

今日は、蒲郡市博物館で開催されている
手織場展へ行って来ました。

蒲郡市は三河木綿の産地です。
江戸時代から農家の副業として棉の栽培が
行われていました。

その棉を紡ぎ、糸を藍染めや草木染めをして
農家の自家用の布として使っていました。
当時全国の各地域でこのような織物が作られて
いたのです。

江戸時代の蒲郡の木綿は[三白木綿]の名前で
江戸へ送られて、染め加工されて使用されて
いたようです。

その後明治時代中期になってから、西三河地方の
矢作川流域で生産が始まったガラ紡積の発達に伴い

塩基式染料を使って染めた糸で豊田式動力織機の
普及により蒲郡は綿織物生産地として発展し、
三河縞、三河木綿の名で全国に知れ渡りました。

今回の手織場展は、その最も古い江戸時代の
農家で生産されていた技法を復元して作品を
展示しています。
そして、棉繰り、紡ぎ、整経、手織、の作業
工程を実演、体験できますよ!



当地蒲郡は織物産地として、この三河縞の復元を
原点と捉え、新たな産地としての方向性を模索
しています。

手織場展の開催されている蒲郡市博物館から
少し離れた、マリンハウス内に[夢織人アンテナショップ]
がございます。

ショップには明治大正の製造方法で作られた三河縞が
売られていますからぜひお立ち寄り下さい。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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