世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 俺のばーちゃんと滝。】

2014-01-22 00:55:32 | 日記
2014年1月21日。


《でっかいでっかいビクトリアフォール。じーっと眺めていた。何を思うかな~と眺めていた。そしたら何故か、ばーちゃんのことを思っていた。》



俺のばーちゃん。

考えてみたら、俺は何よりも誰よりも、大きな大きな「ありがとう」を言うべき人はばーちゃんだと思った。

何だかしんないけど、滝を見ていたらそう思った。

俺のばーちゃん。

すっげぇ優しいおばーちゃん。

俺はおばあちゃんっ子だったから、小さい頃はいつもばーちゃんと遊んでいた。

すっげぇ感謝している。俺はばーちゃんが大好きだ。

それなのに、俺はちゃんと「ありがとう」って言った記憶がない。

ちゃんと「ありがとう」って言えていない。

何でだかよく分からない。でも、何故か滝を見ていたら、そんなことを考えていた。



俺のばーちゃん。

俺のやることを否定せず、いつも背中を押してくれたのはばーちゃんだった。

この旅だってそうだ。ばーちゃんは何1つ反対せず、俺を送り出してくれた。

2013年5月13日。旅出発の前日。俺はばーちゃんの言葉を忘れていない。

「正樹は大丈夫だよ、ちゃんと考えてやってんだから!」

心配ばっかりするかーちゃんと、無関心な親父を他所に、ばーちゃんだけは「信頼」の言葉をくれた。

嬉しかった。

俺がスキーをしていたときも、別の事業を始めた時も、何をするときでも、ばーちゃんは「信頼」してくれた。

こんなにありがてぇばーちゃんがすぐ傍にいたのに、俺はちゃんと「ありがとう」を言えてない。

こりゃいかんな。

日本に帰ったら、まずは「ありがとう」巡りだ。



俺のばーちゃん。

でもなんでここでばーちゃんのことを思ったんだろう?

ふと手帳を見た。

あ、そうか。1月21日。ばーちゃんの誕生日まで、あと3日。

そうか、そういうことか。だからふと頭を過ったんだ。

俺のばーちゃんは、今年で86歳になる。(たぶん)

高齢だけど、それでも日本の平均寿命くらいなんだから、日本も凄いこった。

よっさんが俺の実家に行ったとき、ばーちゃんからのメッセージを聞いてきてくれて、俺に教えてくれた。

「あのね、おばーちゃんはね、言うことは何もないって。正樹は大丈夫!どうぜ正樹は無事に帰って来るんだから、それから話せばいいって!」

すっげぇ嬉しかった。この言葉を聞いたとき、実は涙が出そうになった。

ばーちゃんは、いつでも俺を信じていてくれている。

俺は裏切れねぇ。こんなばーちゃんを裏切るわけにはいかねぇ。

ばーちゃんはでっかいな。この滝のようだ!

あ、そうか。だから滝を見て、ばーちゃんを思ったのかもしれない。



俺のばーちゃん。

ありがとう!

マジでありがとう!


俺の実家に遊びに行ったよっさんから「おばあちゃんね、メッチャ元気だよ!」って、メールがあった。

あと数ヶ月、そのまま元気でいてくれよ!

それだけは俺と約束な、ばーちゃん。

そんで俺は帰ったら、でっかい「ありがとう」をちゃんと伝えるから。


旅をしているからこそ感じるこの気持ち。

俺は1人で生きているんじゃない。

俺は人の中で、人に助けられながら生きている。

ばーちゃん、ありがとう!帰ったら真っ先に言うからな!


2014年1月21日。ブラワヨ行のバスを待つ、ビクトリアフォールの街のバスターミナルにて。



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