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2013年10月14日。
《基本的に僕は、「今日○○に行きました~!行き方は・・・」的なブログは書いていません。が、今回訪ねたアンテロープキャニオンは、ちょっとご報告したいと思います!自然って本当にすごい!なんでこんな魅力的な情景になるんだろう・・・。自然の力は本当にすごい!》
アメリカ議会のゴタゴタで予算が成立せず、全米の政府機関が閉鎖に追い込まれるという異常事態に重なったしまった僕ら。国立公園も閉鎖となり、バタバタと予定を変更しながらの旅になってしまっておりますが、何だかんだで問題なく旅ができております!
そしてこの日は、予てより企画していた「アンテロープキャニオン」へ!写真を見て「おお、すげぇじゃん!」と思っておりましたが、実際にその様子を見て圧巻!
アンテロープキャニオンは、ページという街が起点になります。僕らはページの街のRV Parkに宿泊し、アンテロープキャニオンを目指しました。
車で走ることおよそ1時間、着きました!アンテロープキャニオン!周囲は一面の荒野、その中にポツリと公園が存在しています。
アンテロープキャニオンには個人のみでは入ることができません。必ずガイド付きのツアーに参加しなければならないんですね。ツアーはだいたい1時間おきに出ていて、行けばその場ですぐに参加できます(たぶん)。費用は40ドルとちょっと高めですが、う~ん、まぁアメリカですからね・・・。
アンテロープキャニオンの入り口まではジープで移動します。まずはみんなでジープの上で一枚!
そしていよいよ着きました、アンテロープキャニオンの入り口です!
この人が僕らのガイドのおじさんでした。説明も丁寧で、とってもいい感じでしたよ!
さぁそしていよいよ中へ!入った瞬間から圧倒されました!なんだこの空間は・・・!
この曲線美、本当に不思議。本当に素晴らしい!
アンテロープキャニオンは、水の流れが造り出した「谷」です。そこを僕たち人間が歩いているわけなのですが、場所によって深さや形状が異なるため、光の入り方が異なります。比較的明るい場所だと、こんな感じになります。
どちらにしても本当に美しい!どうしてこんな美しいものが自然に造り上げられるのか・・・不思議でなりません。
僕は特定の宗教を深く信仰しているわけではありませんが、こういう「偉大な大自然」に触れると、やはり人間の人智を超えた「神的な存在」を感じてしまいますよね。世界は謎に満ちていて、地球は神秘の塊ですね!
これは「小象」の岩です。確かにそう見えますよね!(笑)
これは「モニュメントバレー」。シルエットがちょうど山の形になっているんですね!
これは「バタフライ」です。人間が真ん中に立つことで、左右の岩陰とのバランスで蝶に見えるんですね!素晴らしい!
ゆっくり写真を撮りながら歩いて約1時間。谷を歩き終わると外へ。こんな感じで拓けています。
ではそもそもですが、どうしてこの「谷」が出来たのか?ということが疑問ですよね。これは要するに、洪水による水の流れで出来たのです。
アンテロープキャニオンがある地域は乾燥帯なのですが、6~8月にかけてはかなりのまとまった雨が降ることがあるそうです。そのときの水が鉄砲水となり、大きな流れになります。その水によって造られたのが、このアンテロープキャニオンということなんですね。1年に5~6回、大きな水の流れがあるのだと、ガイドが教えてくれました。
この岩に刻まれた信じられないような不思議な線は、水によって削られ造られたものなんですね。本当に美しい曲線美。目を奪われます・・・!
ちなみにこのアンテロープキャニオンは2つあって、その標高差の違いから「アッパー」と「ロウワー」と呼ばれています。ここまでで紹介させていただいたのは「アッパー」の方で、比較的光が入らなく、暗い感じの超神秘的な谷になっています。
それに対して「ロウワー」の方は光の入り具合が大きいので、明るい景観が見られるんですね。どちらも甲乙付け難く素晴らしい!では、以下に少しだけ「ロウワー」の写真を・・・。
ちなみに「ロウワー」への入場料は20ドル。こちらもガイドの案内なしでは入ることができません。
「ロウワー」のガイドはこの人。と言っても、ガイドらしいことは何1つなし!(笑)入り口と帰り方の説明だけして、あとは放置プレイでした。ま、いいんですけどね!
最初「アッパーとロウワー合わせて40ドル」という情報があったのでそのつもりでいたら、前年ながら料金は別でした。両方合わせて60ドルですので決して安くはないですが、この大自然が造り出した芸術、見る価値はあると思いますよ!
というわけで、今回は「アンテロープキャニオンレポート」でした!最後までご覧になっていただいてありがとうございました!また次回もよろしくお願い致します!
2013年10月14日。グラウンドサークルの起点となる街、ユタ州KanabのRV Parkにて。
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