世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

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【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 大自然。やっぱりそれは偉大な教え。】

2013-12-26 16:48:00 | 日記


2013年12月23日。

《人の生き方に影響を与えるものって色々ある。僕はその中でも、自然って凄い力をもっていると思う。とんでもない大自然に触れたとき、人って必ず「何か」を考えさせられるものではないだろうか。》


すげぇなぁ。「地球離れしている景色だよ!」とは聞いていたけど、マジで他の惑星みたいだわ。


マジかよ・・・地球って生きてるんだなぁ。地球の血液が噴き出しているみたいだ・・・。


とんでもない大自然に触れたとき、人って自分の小ささを知る。

自分の存在が、良い意味でハナクソみたいに思える。

「生きているのではなく、生かされている。」そんな気持ちになる。


僕は思う。今の人類に必要なのは、この感覚なんじゃないかって。


ここ数百年、人類は横暴過ぎた。

「俺らは何でもできる!自然なんて支配してやるさ!」くらいに思っていたのだろう。

そのツケが、今回ってきた。そのツケが、人類を襲っている。

それも、もはや取り返しがつかないくらいに・・・。


僕たちは、生きてなんていなかったのだ。

僕たちは、生かされているだけだった。



僕たちは、神なんかじゃなかったのだ。

僕たちは、人間だった。



人間である僕たちは、今自らの「業」の清算をしなければならない。

並大抵のことじゃない。素人の僕にだって分かる。


僕は常々「日本人」を論じているけど、もはや本当は「日本人」なんてものを超えなくてはいけないと思う。

僕らが生きる、いや、生かされている大地そのものの住人としての意識。

それが必要なはずだ。


俺らは完璧なんかじゃねぇ。

俺らは何1つコントロールできてなんかいねぇ。

俺らは無力なんだ、この大自然の前では。

この、地球という大地の前では。



このものすげぇ景色の前では、ホントに自分がハナクソになる。

それは自分を卑下するのではなく、「足るを知る」ことだと思う。

人類なんて、人間なんて、そして自分なんて、そんなもん。

そんなもんなのさ、所詮!


年収何億あったって、すげぇ高い社会的地位があったって、

この溶岩、コントロールできるか?



こんなイカれた大地、造れるか?


本当に大事なもの。本当に描くべき理想。本当に僕らがすべきこと。

その本当の答えは僕なんかじゃ分からないけど、「そーゆーことガチで考えろ!」って、言われている気がしてくる。


今人類は、もっと謙虚にならなければいけないと思う。

今人類は、本当に変わらなければいけないと思う。


僕たちは皆、この地球に生かされている。

経済がどうとか政治がどうとか宗教がどうとか資源がどうとか、そんなん言ってる場合じゃねぇ。

人類はもっと「足るを知る」ことが必要だ。

僕たちは今、行き方そのものの態度全てを変えるべき時なのだ。


遥かなるエチオピア大地は、改めて僕にそのことを考えさせてくれた。


「生きている」のではなく「生かされている」へ。

「私」ではなく「公」へ。

「国益」ではなく「世界益」へ。



噴き出す溶岩は、僕たち人類への怒りのようにも感じられた。


さぁここから僕はどう動くのか?

エチオピアの大地という大先生の教えを、僕はどう活かすのか?

僕は僕の「足るを知って」、目指すべきものに動いていこう。きっと全てはそこからだ。


2013年12月23日。予想以上に寒くて困っている、アディスアベバの安宿のテラスにて。



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