長野県の我が故郷は夏だというのにずっと曇りでしたが、お盆に入ってやっと回復して夏らしくなりました。車の中ラジオを聴いていたら大陸からの冷たい風が入って来ていて、この晴れた空はすでに秋なのだそうです(⌒-⌒;)
故郷のお盆と言えば8月13日から始まる旧盆で、夏休みも後半にさしかかる頃。
高遠を囲む山々に大きな入道雲がわき上がっている空は、もの心ついた時から全く変わらない光景で、僕はこの夏空がとても好きです。お盆(8月13~16日)は殺生が禁じられ、川での釣りやカブトムシやトンボやカエルなど、夏休み定番の生き物捕獲が禁じられもします。
写真はご先祖様のお墓参りの時に、お寺にある我が家の柄杓(ひしゃく)とオケを置く場所に迷い込んだでっかいオニヤンマの写真です。久しぶりに出会ったオニヤンマは幼い頃の記憶を呼び起こしました。相変わらず大きく立派なオニヤンマ、小学生の頃、何匹捕獲できたか仲間と競い合ったものですが、お盆はそれも休みです・・・ご先祖様に手を合わせたり、花火で盛り上がったり、お線香のにおいがいつもありました。そして最後は「閻魔様」にお参りして、我が故郷のお盆は毎年同じ光景で過ぎて行くのでした。