自然と音楽と・・/天山

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リチャード(リック)ライトの死 ピンクフロイド

2008-09-21 | 音楽
去る2008年9月15日、リックライトが享年65歳でガンのため亡くなりました。シドバレッドがいる頃からのオリジナルメンバーでキーボードを担当。重厚なハモンドオルガンのサウンドやシンセサイザーなどでピンクフロイドのサウンドを支えた私も大好きなアーティストでした。ピンクフロイド全盛の頃のライヴは映像でしか見た事はありませんが、「ウォール」や「ファイナルカット」の後ロジャーウォーターズが脱退した後の新生ピンクフロイドで来日したライブを武道館と代々木体育館で見ましたが、私の見たコンサートの中では最高のライヴでした。リックライトは決してハデではないけれど、全体のサウンドを支える勇姿を見る事ができたのは自分にとってとても幸福な事です。ワルターカルロスの「スイッチドオンバッハ」、富田勳の「月の光」、そしてピンクフロイドの「原始心母」は私のシンセザイザー観になくてはならない作品ですが、初期のピンクフロイドはそれまでほとんどの人が知らなかったシンセサイザーの世界を実験的に音楽のアートという世界まで高め、ロックとうまく融合させたバンドの一つだと思います。2005年に行われた「LIVE 8」では4人が元気で演奏したのがついこの間のような気がします。しかし翌年にはシドバレッドが死去し、今年になってリックライトが死去し、もうフルメンバーのライヴが見られないのは寂しいものですね。合掌。

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