真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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自分自身のポリシー『交渉人は疑わない』

2008-11-09 | 読了本review
本日はノベルズの新刊で

榎田尤利さん『交渉人は疑わない』
 国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人の受様。
 諸事情から高校時代の後輩で現在はヤクザとなった攻様と
 ヤクザは嫌いなのに深い関係に。ある日彼の過去を知る男が現れて?!

今回も背後にいたのは攻様関連のヤクザ様でした。
というか受様が狙われてるのがもともとの原因なので
攻様ばかりは攻められませんが

BLって恋愛関係過多のお話は別ですが
リーマンモノとかだとキャラの対面する事柄は
結構テーマは深い時ように思います。

キャラの性格付けがハッキリしていないと
キチンとしたお話にならないのはBLだって同じで、
全てとは言いませんが
やっぱり主人公(時に相手方)の考え方や行動には
作者さんのポリシーがはっきり出ますね。

今回も受様の「人は変わる、変われる」というは
榎田さんの【人に対する思い】なのだろうと思いました。
もちろん、受様自身が人を変えるというのではなくて
自分人で変わろうと思うことが大事だというメッセージです。

他人から言われたからと行動しても身に着きません。
自分で考える事、そして行動する事で
人は【自分】を確立していくのではないでしょうか。
そうすることが自分自身に対する責任、
相手を思いやる気持ちや行動を作るのだと思います。

一般書籍はもっとイロイロと感じる事が出来ると思いますが、
どんな分野の本でも楽しく読めて
ソコから感じる事があれば一番ですよね
コメント
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