真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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素直過ぎる利点と欠点『史上最悪な上司』

2012-08-03 | 読了本review

本日はキャラで

楠田雅紀さん『史上最悪な上司』
 人事異動で東京に栄転となった攻様。配属先の課長補佐は8年前に
 付き合っていた受様だった!!初めての恋人だった受様を身勝手に振り
 回していた攻様は大慌てだが、受様は何事なかったように振舞い?!

今回は栄転で関西支社からやってきた営業マンと
本社管轄の関東営業部の課長補佐の再会ラブ

攻様が囚われ続けた元カレとの
再会ではじまるラブバトルリターンマッチです

攻様はすれ違うのも知り合いという田舎育ち。

いつか憧れの都会にと思っていても
高校を出たら即就職な地域で
進学出来ても地元の国立大が精一杯でした。

そこで攻様は高校を出た春休み、
東京へのプチ旅行で「二丁目デビュー」を試みます。

しかし東京の波は予想以上に荒く厳しく
優しい大学一年生に助けられます。
彼が今回の受様になります

受様が本物の都会人と知った攻様は
見栄を張り続けて彼と過ごし
恋人関係にまで発展しますが

所持金がなくなって帰路につく段になっても
受様に本当の自分を打ち明けられず
せめて綺麗な思い出として残って欲しいと
さよならも言わずに連絡を断ってしまいます。

それから8年、
攻様にとって受様との恋は美しいどころか
未練と後悔どっぷりな過去となっていました

大学を出た攻様は大手ハウスメーカーに就職し、
関東支社から関東営業部に転勤が決まります。

しかし、
夢の東京で攻様を迎えた人は受様だったのです

なんと受様は
攻様が着任した三課の課長補佐で
攻様に対して8年前と変わらず穏やかで優しくて
戦々恐々としてしまいます

受様は気づいているのかいないのか

果たして受様の真意はどこに

楠田さんは
キャラの性格設定がちょっと変わってるので
作品タイトルから受けるイメージで手にすると
ちょっと裏切られた感じを受ける方も多いかもな
作家さんかと思います

私は王道モノも大好きですが
楠田さんの読めなさすぎ、まさか過ぎる展開も
とんでもないだけ分楽しめるので

今回も期待を裏切られる程の展開で
攻様と一緒にドキドキ&ハラハラでおもしろかった
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コメント
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