久しぶりに本日はコミックスで冬乃郁也さん『Patchwork Family』
大学生の受様は同じ大学の教授である攻様に一目惚れして足繁く
彼の講義に出席していた。ところが海外で働く年の離れた姉が子供
を連れて戻ってきた上、その子の父親候補が攻様らしく?!
今回は受様の甥っ子の父親候補の哲学科の教授と
攻様に一目惚れした美術課洋画専攻の大学生のお話です
美術を学ぶために大学に入学した受様は
入学早々校内で哲学科の教授に恋をします。
この教授が今回の攻様になります
攻様は慇懃無礼なサディストと評判な教授ですが
恋する受様には全てが素敵に映り
受様は攻様の哲学の講義を受講しますが
ただでさえ課題が多くて大変だな彼の講義は
難解過ぎて付いていくので精一杯
そんなある日、
16も年が離れた受様の姉が
4才の息子を連れて受様の元にやってきて
甥の父親候補とともに面倒を見て欲しいと言い出します。
受様はしばらくならと甥を預かる事にしますが
甥の父親候補とはなんと攻様だったのです
なんと攻様と受様の姉は大学の同期で
攻様に精子の提供を頼んだと言うのです
自分が惚れた相手でも
子供が嫌いだと公言する男に
大事な甥を任せられないと頑張る受様ですが
講義や課題やバイトをこなしながらの生活では
子供の面倒をみきれるものではありません
そんな2人に攻様の友人で
受様の姉も知る心理学教授は妥協案だと
3人での生活を提案するのです。
この共同生活で2人が築く関係とは
最近、子供を鎹としての夫夫カプが流行りですが
本作も広い意味ではそんな疑似家族から
本当の家族になっていくお話です
受様は突然シングルマザーとなって帰国した姉に
4才だと言う甥を押し付けられますが
愛情を持って育てようとします。
一方、甥の父親かもと言われた攻様は
子供が嫌いだと言いながらも
世話自体は拒んだりはしないのですよね
弟が姉の職業を知らないってあるのか?とか
甥っ子の父親は結局攻様だったのか?とか
ピンチになったら姉が登場か?とか
突っ込みどころは多々ありましたが
判りやすく意地っ張りな受様と
自分が正しいと曲げない攻様が
突然現れた甥っ子と
自分の息子かもしれない子供の存在を通して
相手の良さと自分の欠点を見つめ認めるまでが
お話の肝なのかなって思います。本日のランキング・11977位/1777175ブログ