本日はコミックスで
扇ゆずはさん『続・滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 5』
親父の命で受様を連れ帰るはずのヤクザの攻様と共に逃避行を
続けさせられている受様。その上、強引に彼のキスや指先に慣ら
されるうちに、攻様に惹かれる事に。2人の愛の行方とは?!
シリーズ第5巻となる本巻は
俺様インテリヤクザと毒舌ホストの決着編とその後のSS、
前作カプの番外短編を収録しています
高級ホストクラブ「レオパード」で働く受様は
接触恐怖症のため客の話相手をするのみという
特殊な方法で客地対するホストです。
客だった某暴力団会長に
遺産相続人として指定された受様は
組織の権力抗争に巻き込まれる事になります。
そんな受様に接触とてきたのが
組の資金調達役を担う経済ヤクザの攻様で
受様に昔の男の面影を見た攻様は
組織を裏切って受様を連れて逃亡を図ります。
受様は隙をみて逃げ出す事には成功するのですが
ヤクザ達組織は地域の警察さえ味方にしていて
受様は更なる逃亡を試みる事になります。
15の年に記憶を失ってから
ただ生きてきただけの受様はいつしか
死にたくないと思っている自分に気づきます。
そして自分を変えたのが
攻様という存在である事は否定しようがありません。
しかし2人の接触は攻様の地位を危うくし
攻様に心酔する部下は受様の存在を消そうとします。
果たしてこんな2人の未来とは
前巻で振られた受様の過去に加えて
攻様の過去も受様との関係に複雑に絡まって
お互いの存在により惹きつけられていく事になります。
そうした中で受様は今という現実に
向き合う事ができるようになっていくのですが
相手にとって迷惑でも
自分にとっての義を貫く攻様だからこそ
受様も変わる事が出来たって感じですね
レオパードのホスト達は
職業柄駆引き上手なためか
結構天の邪鬼というか対抗心が強いので
今回の2人もお互いに丁々発止というか
相手の地雷踏みまくりでの危険な駆引きが
とっても楽しかったです
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