本日は久しぶりにコミックスでレビュー藤谷陽子さん『鍵盤の上のカレス 2』
神童と呼ばれ大学生ながらピアニストとして活躍している攻様。
そんな彼の講師でもあり、恋人でもある受様は攻様をサポート
しつつ 愛を育む日々を送っていたが、ある想いが育っていた。
本作は100年に一人の神童と言われる音大ピアノ科の1年生と
かつて神童と呼ばれた音大ピアノ科の准教授の続刊です。
受様が攻様との未来を見つめ直す本編と
幕間的な短編に加えて既刊『バディ』カプの後日談を収録
かつて神童の名を欲しいままにしながら
ある少年の演奏で才能に見切りをつけた受様は
音大でピアノを教えています。
この少年こそ受様の恋人となった攻様です。
受様から見れば攻様こそ
芯の天才だと思うのですが
攻様にとっては
受様の紡ぎ出す音こそが自分の理想であり
年上で大人な男である受様に
早く追いつきたいと思っているのです
それぞれの思いを大事に育てながら
付合いを深めていく2人ですが
埋められない年の差と越えられない滞納の壁。
お互いを大切に思うながら
同じ未来を夢見る事は出来るのか
そんな時、
世界的な指揮者である攻様の父親が
新しいコンクール開催の協力を音大に依頼、
そのコンクールでは演奏者だけではなく、
その指導者にも賞が贈呈すされると聞いた攻様は
受様の為に張り切って参加を表明します。
しかし、
元カノとの再会で自分自身の変化のなさと
攻様に対する憤りを感じた受様は
件のコンクールに
攻様の指導者としてではなく
演奏者とて参加する事を選んだ結果とは
それぞれが紡ぐ音に魅せられた
受様と攻様はともにいる事を選びますが
受様の親友やら元カノやら
攻様の父親やら音楽業界の面々が
2人に関わる事で2人の関係がより深くなっていく展開の本巻。
各章で緩急がついていて
Hシーンも盛り沢山でなかなか楽しかったです
蜜月状態な2人なので
けっこういろんなとこでイタしてますが、
イメージ重視なのであんまりエロくない
ワンコなくせに強引な攻様に受様押されまくり。
次巻はいよいよコンクール本番、
2人が何を掴むのか楽しみです本日のランキング・16674位/1867280ブログ