本日はディアプラスで鳥谷しずさん『新世界恋愛革命』
警視庁捜査一課の警部補であるで受様には三人の部下がいるが
そのうちの一人である攻様が心底嫌いだ。しかし、あらゆることに
恵まれている美貌の攻様は攻様の友人に恋をしていて?!
受様の部下で年下ながら美貌の巡査と
警視庁捜査一課特捜三課の主任警部補のオフィスラブ
受様は学生時代、
都庁職員を目指しながら警視庁に就職します。
思ったより警察官という職は性分に合っていて
それならと「花の捜査一課」を目指しますが
昇進は早いものの憧れの一課からのお呼びは有りません
今年の春、
やっと念願の捜査一課に配属されますが
一課の左遷部署と噂の未解決事件再捜査の特捜三課
その上、主任である受様についた
年下の部下の存在が更にストレスとなっていました。
この年下の部下こそが今回の攻様です
攻様は家柄も容姿も優れていて
東大法学部卒なのにノンキャリアとして入庁
気楽だからと昇進試験も受けず巡査でいます。
その上、
持ち前の観察眼も行動力で特捜一の検挙率をあげ
受様のコンプレックスを刺激しまくりなのです
そんな受様が愚痴を吐けるのは
元銀行員で女装クラブの経営者となったゲイ友だけ。
うっぷんのたまっていた受様は
二丁目で財布をすられてしまうのですが
運よく居合わせた攻様に財布を取り戻してもらった際に
攻様もゲイである事をしりビックリ
なんと攻様は
受様の同期が操作のために女装した時の脚に惚れて
女性に反応しなくなったと言うのです。
しかもゲイになったばかりの攻様は
受様にゲイ友になって欲しいと言い出してます。
御迷惑でなければ
俺の恋人探しに付合ってもらえませんか?
果たして攻様は立派なゲイとして
恋人をGET出来るのか
高身長ながらがっちりした男性に
甘やかされて抱かれたいと願う受様が
コンプレックス刺激まくりなだった攻様と
瓢箪から駒的な展開で恋に落ちるお話です
最初は反発していた部下が
自分と同じゲイだと知った事で見方が変わり
徐々に自分の考えを改めていった受様は
今まで見えていなかった攻様の良さが
ストレートに見えてきてフォーリンラブ
しかも攻様の方でも
話のきっかけだったはずなのに
ストッキングの世界にハマっちゃった上
自分の為に一生懸命になってくれる
受様を可愛いなんて思っちゃてるので
攻様のストッキングフェチに付合えるなら
受様の恋は受様しだいのようなのですが
実は攻様がゲイバーに出張った原因は
攻様の同期に惚れたからではなくて
受様のゲイ友である元銀行員を
盗難犯と疑って探っていたからなので
素直にはまとまりません。
鳥谷さんのお話は
フェチ持ちや内向的性格の受様が
良くも悪くも俺様な攻様に出会って
愛欲の世界にという展開がもはや鉄板
本作も2人がまとまるまで
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