「利子」とは、「他人に金銭を預けまたは貸した場合に,その見返りとして金額と期間に比例して受け取る金銭。利息。」のことをいう。「利子率」とは、「元金に対する利子の割合」のことをいう。
処で教科書を見ると、「利子率は、将来の剤の価値を現在の価値に直す割引率」と書いてある。「割引率」とは、「今後得られる収益や対象物の将来における価値を現在価値に換算する時に用いる値。 → 現在価値」をいう。逆に、「現在価値」とは、「将来に発生する価値を,割引利子率などを用いて割引,現在の価値に直した割引価値」のことをいう。
利子率=利子/貸した金
「利子」: 返して貰った金(受取金額)-貸した金(元本)
=受け取った金と預けた金の差額
✱ 我が此の投稿を書くときに参考としている書物には、「詰まり、『利子』とは『儲け』のことなのです。」と書いてあるが、此れは厳密には間違いである。銀行預貯金の場合等、利子は元金を預けてから一定期間経った将来に付くものであり、其の間、元本の実質価値は上がっている(実際には下がることもあるが)とは、限ら無い。
然し、利子率が最初から決まって無い場合もあります。例えば、債券の売り買いの場合を考えて見ます。一定の期間後に、其の額面に書いてある金額を受け取れる債権が在る。詰まり、一年後の受取総額は一定である。然し、買取り金額は書かれて無い。此の場合を考えて見ます。
此の場合の利子や利子率も、
利子率=利子/貸した金
「利子」: 返して貰った金(受取金額)-貸した金(元本)
=受け取った金と預けた金の差額
であるから、此の債券の価格が9万円であれば、
利子率=(10万円-9万円)/9万円=1万円 / 9万円≒11.1%
もし、8万円で買えれば、
利子率=(10万円-8万円)/ 8円≒0.25→利子率 : 25%
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「債券価格が下がると、其の債権の利子率は上がり、価格が上がれば利子率は下がる。」
=「利子率が上がれば債券価格は下がり、利子率が下がれば債券価格は上がる。」
債券は個別の者が個別の経験価格を決めるもので発行者の事情によって、利子率は異なるが、会一般の預金利率がった場合には、人々は、債券を買うより預金した方が安全で得だと考える様に成るだろう。そうすると、債券に手を出し難く成り、債券の価格は下がる。当然乍逆のことも言える。
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「債券の利子」=「預金の利子」
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「債券⇔預金」の「資金移動が無く成る。」
預貯金を下ろして債券を買ったり、債券を売って其の金を預金するのを辞める。
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債券の利子率が決まり⇒債券価格も決まる。
つ づ く
※ 本投稿文中の綴りや語句の使い方や理論分析の誤りは、適当に解釈して貰うか、コメント欄で指摘して頂きたい。
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