魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【ケインズ理論 ①】

2018-01-19 14:13:58 | マクロ経済の基礎の基礎

 或る国は👇の三つの企業が生産に関わって居るとする。此れ等の企業は互いに連関して居る。一国の生産高は、各企業の生産高を単純に足したものでは無く、下の報告書で示される原材料の購入等に掛かった金は仕入れ先の企業の生産高として計算されるもので、其々の企業の生産高から差っ引かなければ成らず、其れ々の企業の差っ引いた其の残高を足した累計が、一国の生産高と成るのである。

 建設業者の生産高からは、建材屋から建材を購入するが此の建材購入価格を建設業の生産高から差っ引き、更に、建材屋は材木屋から材木を購入した価格を建材屋の生産高から差っ引かなければ成らず、此れを繰り返して全企業の差っ引き後の生産高を加えたものが一国の生産高と成るのである。

 ☝の格生産報告書で、消費財企業のものは、240$の産出高が掛かれて居るが、此の企業は60$の原材料を購入してるから、此の企業は自力で240$の産出高を造り出した訳では無い。240$の生産高の中には他で生産された60$の財が含まれてる。社会に対する其の貢献は、実際には80$である。

 資本財の企業も、真実の産出高も80$で無い。80$は見せ掛けの産出高で他で造られた6$の原材料が含まれて居る。実際は、74$であるのだ。

 原材料企業他の企業から原材料を買うことが無いのから、其の生産高は生産報告書に示されて居る62$なのである。尚、此の企業は66$の財を売って居るが、在庫品は2$減少してる。


つづく

※ 本投稿文中の綴りや語句の使い方や理論分析の誤りは、適当に解釈して貰うか、コメント欄で指摘して頂きたい。


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