前回の図を見直して下さい(二つのグラフ共)。
Pが下がる→実質貨幣供給量が増える(LM曲線が下方にシフト)→人々が持つ貨幣量が増える→利子率が下がる→企業の投資需要が増える→所得が増える。
以上の様にして得られたグラフを「総需要曲線(AD曲線)」という。
「総需要曲線」と「総供給曲線」とを図に一緒に描いて、二つのグラフの曲線が交わった処で、物価水準と生産量(国民所得)が決まる。
大雑把に考えれば、此れ等は「『商品』の需要・供給線」と同じである。
世の中に商品が一種しか無いとすれば、生産量Yは其の商品の生産量と成り。物価Pは其の商品の価格と成る⇒此処での「AD-AS曲線」は一般的な「需要-供給曲線」に成る。
何かの切っ掛けで供給側の生産条件が良く成る⇨同じ価格(P)でも尤多く生産出来⇨所得が増える⇨AS曲線が右に動く。
商品に対する需要が増えると⇨同じ値段で尤多く欲しく成る⇨AD曲線が右に動く。次回に此の事のグラフを描く。
此の続きは次回に送る。
つ づ く
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