ここ数年の世界経済は、米国が巨額の借金を続けながら世界からモノやサービスを買い続けて世界の成長を支える構図が続いてきた。(日本経済新聞 10日付け社説より)。
根本の理由はまだ誰も知らないのではなかろうか。
自己の欲望を満たしきれないお国の姿を見ているのではないか。新天地でこれまでよりは豊かな生活を送りたい移民者が多い。欲望という自我を満たすことを最優先で日々生きる。子供を産む。人口が増える。続々と移民者が続く。身の丈を超える生活を支える仕組みもある。他国にもおせっかいをする。自国の欲望には忠実。国際信頼を無視すること厭わない。
一方中国は尖閣諸島を「我が国固有の領土」と主張する。国と国の戦争は領土問題がきっかけになること多い。「領土」という文字は自己を失わす魔物である。それのみではない。「民族」、「宗教」、「国家」なる音声や文字そして映像も自己を惑わすようだ。核開発を巡るイランに住む住民の行動はそのことを象徴する。財産も争いの元である。
さらに自己同士でも鳥のようにつつきあう姿を目撃する。よく知らない同士が、さりげなく会話をしているふりをしながら、つつきあうのを見かける。そして疲れる疲れるとこぼしている自己も多いのではないか。自己は黙ることができない。語るのみではない。文字・音楽・絵画すべては自己の表現行動だ。
どうもこころ穏やかには生きられないようになっているらしい。どう思いますか? 昨夕このことを友人と話し込む。
写真は「TOMORU」。昨夕3軒目で週末難民をかろうじて免れる。週末の一席は予約が必須。刺身はやはり伊豆高原が美味しい。 しかし19時には広い店内が満席。