吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

美味しいか美味しくないかは客が決める。と、思う

2013-10-23 16:47:22 | インポート
なんとなく気になっていたお店で、こ腹を埋めてみました。

なんとなく気になっていたわりには、一度も入ったことがなくて
それはつまり、私の「食勘」が、「やめておけ」、と、引き止めていたのだということに
やっと気が付きました。

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ナントカ焼き(店名が商品名になっています)

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真ん中を割ると、半熟玉子がとろ~り。
この、玉子アリは¥700で、玉子ナシは¥600です。確か。

ま、お好み焼きです。

「普通のお好み焼きは、粉をふるわないんだけど
 うちのは、粉をふるいに掛けて、玉子は泡立てて使うんです」

食べてる横で、ごちゃごちゃうるさい。
味に集中出来ないじゃないか。

でも、まさか露骨に興味なさげに
「へーそー」
とは、言えないので
「そうなんですか、手が掛かっているんですね」
と、答えると、ママは満足そうに微笑んだ。

更に。

「お口に合うかしら?」
なんて聞かれたら、正直に「普通です」とは言えないので
「美味しいです」と、答えておきました。
嘘がつきたくないけれど、少なくとも不味くはないので、嘘ではない。多分。

細かいようだけれど、「お料理好き」と、「お料理上手」は、違うと思う。
「お料理好き」は、自称でも他称でも良いけれど
「お料理上手」かどうかは、自分ではなく、他人の評価によるものだと思う。
自称、「お料理上手」は、ただの料理好きの料理だ。
まあ、美味しければ、それはそれで、結構なことだけれど。
「お料理上手」は、食べる人の好みや味覚で、評価が割れる。
どんなに食材にこだわって、頑張って作ったところで
相手に受け入れられなければ、ただの料理だ。

ここのママのお料理は
「お料理好き」な婦人が、「趣味でやっているお店」の域を出ない。
特に、「お料理上手」と、褒めるほどではない。

かといって、不味いわけでもないので
私の好みや味覚に合わなかっただけのことかもしれない。もしかしたら。
でも、本気で美味しいと思えなければ
私の中では、「料理上手」とは呼べない。申し訳ないけれど。