吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

いよいよ着工

2020-01-23 12:39:34 | 日記
今日は夜勤なので、朝イチで歯科通院日。

先週時間がなくて、レントゲンと治療計画について話しただけでしたが
今日は、問題の歯を削って、虫歯くんの悪さの程度をさらに詳しく確認しました。

やはり、結構悪かったらしく、壁を破壊して穴を掘って
悪いものを全部取り出して、数回にに渡る消毒をして、蓋をする事になりました。

はい、麻酔。

嫌だな。
胃カメラ検査より歯の治療は苦手だな。
怖いし時間がかかるし。
歯医者さん好きのさっちゃんは偉いなぁ。

治療には、期間もお金もかかりそう。

あ〜あ。

昔の漫画で、お札に羽が生えてぱたぱたと飛び去る場面がありましたが
まさにそんな感じ。

治療が終わるのは、春だな(予想)

頼んでないよ

2020-01-22 22:48:00 | 日記
本日は退勤後にホットヨガ。
強度高め。
久し振りに汗が目に入ってしみた。

レッスンを終えてシャワーを浴びて、パウダールームで髪を乾かしていると
受付の方が、やけに賑やかしい。
レッスン中以外の人は、ほとんど帰っているはずなのに。

そう思いながら、バッグを下げて受付へ行くと
さっきまで同じレッスンを受けていた女性3名と先生が立ち話をしていて
「わー!」
「へぇー!」
「すごーい!」
を、口々に連呼していました。

なかなかめんどくさいトラップが仕掛けられているらしい。

私に気が付いた先生が受付のカウンターへ戻ったので
私が使っていたロッカーの鍵を返し、会員証を受け取っていると

「ねぇねぇ!凄いんだよ!」
と、その場にいた女性が私に声を掛けてきました。

きた。

「どうかしたんですか?」

私を呼び止めた女性が、昔のアメリカのホームドラマの主人公のママみたいな女性を指して
「あのね、自分の生年月日を言うだけで、色んなことが分っちゃうの」

「あらー(そういうの要らない〜)か」

「ちょっと生年月日いってみて」

先生はともかく、どうしてこんなところで友達どころか知り合いでもない人たちに
私の個人情報をぶちまけねばならないのか。

しかし、はっきり「そういうの要らないです」と言うのも角が立つ。

仕方がないので、個人情報を言ってみた。

ホームドラマのママは
「あ、人間関係でほとんどトラブルのない人ですね」

はい、ハズレー!
トラブル、ざっくざくですけど。

「あまり人のことを嫌いにならないでしょ
   そういう感情を持たない人なんですよね」

はい、ハズレー!

世の中の半分以上の人は嫌いです。
たぶん。

頓珍漢(「とんちんかん」って、こういう感じなんですね)なことを堂々言ってのけるこの人は
自称「アドバイザー」だそうだ。

こんなに頓珍漢なのに、なんと1時間三千円も取るらしい。
複数だと五千円。
思わず複数ってどういう基準なのか聞いちゃったよ。
例えば、カップルだと2人だけど複数だし。

結論から言えば、2人も複数らしいけど、にせんごひゃくえんずつ出して頓珍漢。
価値あるのか?
果たしているのか?コイツにお金を払ってアドバイスをして欲しいヤツ。

こんな頓珍漢で大丈夫なのか。
あんまり心配してないけど。

ホームドラマのママは、他にもなんか色々言っていたけど、申し訳ないけど忘れた。
頓珍漢なのに面白い話ではなく、為にもならないから。

つまり私は、個人情報を赤の他人に知られた上に
知りたくもないハズレまくりの私の情報を受け取った訳です。

頼んでないよ。

ぶつける

2020-01-20 18:40:00 | 日記
勤め先で、氷枕を作っていて、出来上がった氷枕を冷凍庫にしまって
扉をばたんと閉じる瞬間に、何故かそこに私の顔があって
鼻の右側を思いきりぶつけてしまいました。

鼻血こそ出なかったものの、かなりの痛さでしたが
自分でやったことなので、無言で冷凍庫の前でしゃがみ込んでしまいました。

シミだらけの肌でお見苦しいとは思いますが

小さいけど、青くなってます。
ほんの少しですが、腫れてきました。

冷凍庫の扉に殴られるだなんて、鈍臭いというか、そそっかしいというか。

あーあ。

ねこ

2020-01-19 22:55:00 | 日記
今日は、家族全員がお休みだったので、父のところへ行ってきました。

途中でお鍋の材料を買って、みんなでちゃんこ鍋。

美味しかったぁ〜。

父は、かつては「男子厨房に入らず」な人で、料理は全て母まかせだったのですが
母が調子を崩してからは、厨房に入らざるを得なくなり
それどころか、掃除洗濯、家事全般をこなすようになり
加えて介護も全て、ほとんど1人でやっていました。

元々マメで凝り性なので、テレビやネットの力を借りて料理はメキメキと上達し
母が汚してしまった寝巻きやシーツも、せっせと下洗いしてからお洗濯。

そんな毎日を、「全然苦痛じゃない」と、笑顔で過ごしていました。

「全然苦痛じゃない」

それは、大好きな女性が傍にいたからだったんだ。

私がそれに気付いたのは、わりと最近。

父がそんなに母のことを好きだったなんて、全く気が付かなかった。

母が亡くなってから数日経ちますが、相変わらず、母は父の傍にいるらしく。

にっこり微笑む母の遺影が、「いつも目が合うんだ」そうです。

「だから、サボれない」

ご飯を炊いて、お出汁をとってお味噌汁を作って
おかずは前より手を抜くようにはなったけれど、一応バランスを考えて食べているらしい。

「身体が資本です」

お父さん、すげぇ!

そんな父と、母の遺品をどうするか
捨てるもの、残しておくもの、どうしようか
引き出しや紙袋の中をごそごそやっている最中に、こんなものが。

「お父さん、これ使うの?」
「あ、“ねこ”バッグ?」
「え?」

シャレで言っているのかと、笑いかけながら父の顔を見ると

真顔。

ええ?

いや、確かにネコだけど。

えええ?

「お父さん、この“ねこ”バッグ使うの?」

敢えて、私も言ってみる。

「使わないかな」

あの、やっぱり真面目に言ってるのね。

「じゃあ、私が使おうかな」
「どうぞ」

と、いうわけで、“ねこ”バッグは、私のものになりました。






思い出す、忘れる

2020-01-17 15:04:00 | 日記
ヘアカラーに行った先で、手元にあった雑誌を眺めていると
納豆料理のレシピや、具沢山のお味噌汁のレシピに目が止まりました。

どれも簡単そうで美味しそうなものばかり。

ご飯に刻んだ糠漬けと納豆だなんて、食か進みそう。
納豆とチーズのオムレツは、パンにも合いそう。
納豆とニラと長芋のお味噌汁に至っては、絶対に美味しいに決まってる、確信犯だ。
さっちゃんなら喜んでおかわりするし、父も好きだろうから、今度作りに行こう。

お味噌汁・・・。

間違いなく、日本人のほとんどの人が好きな汁物のひとつに違いない。
特に、冬場の熱々のお味噌汁は、有り難みを感じてしまうほどだ。

お出汁も色々、お味噌も色々。

私は、母の作ってくれる大根と油揚げのお味噌汁が。

そこまで思い出して、急に母がもういないことまで思い出してしまった。

そうか、あのお味噌汁は、もう二度と食べられないのか。

母が、料理ができなくなって、台所に立つことも出来なくなって、こんなにも長く経つのに
母のお味噌汁が食べられなくなったことに気付くのが今だなんて
私はどれほどぼんやりしていたんだろう。

手作りの美味しいお味噌汁はおろか、声を聞くことも、触れることも出来ない。

そうか、そういうことなのか。

母と私の関係は、ある意味特殊なものだったけれど
余計なことは、もう考えないし、思い出す必要もない。

とにかく、料理好きで、面白い、可愛らしい人ではあったと思う。
温厚な父も手を焼くほどの、相当ワガママな人ではあったことも付け加えておこう。

美味しそうなレシピで、母のことを思い出してしまったお陰で
買い物を済ませて家に着く頃には、私はレシピのほとんどを忘れてしまっていました。

ま、そんなもんだ。

思い出すことと、忘れること。
どっちも大事。