愛と自由に満ちた幸福な生活は公平であるべし、人権・平等・平和が生きる人の権利

原理  自由・愛・公平
原則 人権・平等・平和
私が在る限り貴方は有り
貴方が在る限り私は有る

グランドゴルフレッスン

2023年05月13日 | グランドゴルフ上達法
3年前より回を重ねましたが検索ができなくなって来ました。
一度整理します。全ての検索はカテゴリー内のグランドゴルフ上達法で表示されますが重要なページを案内します。
 グランドゴルフ上達の一番は転がりのいいボールを打つことです。困った打ち方は打った瞬間にボールが跳ねる打ち方です。長い距離、強く打つボールほど大きく跳ねる打ち方は短い距離になればなる程、ミスを誘発します。基本ボールは叩くことです。
 1,2mの短いパットで直ぐに方向が変わってしまう原因はボールのすぐ前の芝生や土のデコボコ不陸や小石のためです。短いストロークでボールに当たる戦後で同じスピードでストロークするとボールにドライブ回転がかかり、目前の障害に左右される確率が高くなります。均一なストロークでは無く、ボールを叩くことでボールが直進し、地面との摩擦で順次回転がかかり転がりのいいボールになります。
 あとは無心では無く、方向性と距離に集中して打つだけです。ボールが当たる瞬間はグリップをしっかり握りましょう。ヘッドのセンター(スイートスポット)に当たらない時の被害が少なく済みます。
 ヘッドアップ禁止。ボールをよく見て打たないない人がいます。打った後のボールが気になった結果ですが、ボールを打った後はボールまかせです。

1、競技グランドゴルフ 陸王 上達法 シングルスコアへの道  ミスの少ないスイング パッティングに革命
 クリックで別ウインドウで開きますhttps://blog.goo.ne.jp/tensyouwao/e/8003a829cb85a149eb3e045ac3d15390

2、続編 競技グランドゴルフ 陸王(2)上達法 シングルスコアへの道  パッティングに革命
https://blog.goo.ne.jp/tensyouwao/e/df30de94ed8e371c45158dcb59bf1a4a

3、競技グランドゴルフ 陸王(3)初習よりも悪くなるスイングの原因
 少し難しくなっています
https://blog.goo.ne.jp/tensyouwao/e/acd20cf8ecc380a06ed6904d74ea9700

ゲームの進行、時短計画 グランドゴルフ陸王

2021年12月24日 | グランドゴルフ上達法
はじめに 
グランドゴルフのゲームの進行遅滞が所属クラブで問題になっています。年毎にメンバーが高齢化し、又、増員が直接的な原因ですが、メンバーの増員はクラブの高齢化を抑える喜ばしい現象と考えるべきです。入院や老化で体力が落ちたメンバーに暖かく接するクラブの方針を確立することが楽しいクラブ運営には必須です。自身をかえり見るチャンスとして排除の論理を克服すべきです。昔、幼少の頃には上の兄姉仲間と遊ぶ時にはゴマメ(関西弁?)参加がありました。初心者を含め3打でインしなければ4打OKボールとすることも可能です。一考すべきシステムかも

時短モデル検討
 120分のゲーム時間でプレー時間が110分として
従来よりも10分 1割の時短を目標に考えて見たい
 4ゲームで10分、プレー時間100分
1ゲーム25分が目標、8ホールで1ホール3分強平均で回れば、トータル1ゲーム2分30秒の時短になります。2ゲームで5分の時短で50分が目標です。移動時間を1ゲーム30秒✕8ホールで計4分、実質1ゲーム21分で1ホール平均2分35秒、1ホール平均一人の占有持ち時間は5人で一人30秒です。ボールをセットし、ホールアウトするまでの一打二打三打の標準の持ち時間です。目標を設定し構えて打つまでの標準時間は10秒です。当然オール2で有ればそれだけ時短になります。しかし、1打目2打目でホールインすればボールを取りに行く時間が占有時間になります。50mをホールインワンしても走ってトータル30秒で終了は厳しいです。

 個人的にで思うことはゲーム進行を早くする気持ちで皆がプレーすれば不可能では無いと考えます。前の人が打ってから一打の持ち時間は10秒と心得るべしです。そしてスタートマットからは早く離れ次打者に譲ることです。
→要改善 ゲームのチーム内に進行チェック員の常設、例えば2番の人がチェック係とするとか

・ゲーム中
渋滞が発生する場所は50mですが、前の3ホールが開いている、遅いチームが50mを未だゲーム中に前を行くチームは次の50mのホールに居る異常事態もありました。人それぞれゲーム進行の早さ、或いは、その時のスコアの違いによっても時間は変化します。チーム編成によって早撃ち、遅打ちの人が偏在すると全体として時間が遅くなります。
→要改善 遅い人が重ならない抽選方法と認定制度の検討等が必要

 先に打った人のボールをマークしてもらうための待機ロスがあります。ホールに向かって真っ直ぐ打つ人が常に距離不足でマークが必要な人、或いは、打った後にその場でボールの行方を見極めてからボールをマークしに行く人 
→要改善 ローカルルール
  ・ゴールを閉鎖する形でボールが止まっても15m以外は次打を打つ人はマークを求めず、その状態で打たねばならない(ホールインワンも含む)。2人目の人が打つまでにはそのボールをマークする
・他の人がボールをマークすることを認める
  マナーとして50mが常に届かない人はゴールへのセンターラインを少し開けて打つべし

・移動 ホールアウトした人は次ホールに近い場所で待機する。反対側で待てば5,6歩以上遅くなります。8ホールで50歩、30秒は時短になります。
→要改善 ローカルルール
  ・ホール間の移動は早く歩くことが重要です。進行係は次のホールが開いている時は、あらかじめ次ホールのオーナーを確認し移動を促しておく。

・コースコンディション
 最近、サッカーの利用が増えて砂場化したホールが増えています。ホールポストの底面のサークルが埋まってしまい、枠やセンターおもり鈴に当てなければ止まらない、特に地面が湿っている時は足跡の不陸が固まりゴール近くでボールが不規則な変化で打数が増加します。
→要改善 ローカルルール
 スタート前のコース整備ではブラシトンボによる均しだけでなく、ホールポスト付近を踏みしめ、木製トンボでポスト周囲を均す。ポストが地面に埋没せずに均一に接していること。場荒れがひどい時は休憩時間にホールポスト付近を木製トンボで均す。

まとめ
 時短のための緊急時のローカルルール
1、ゲーム前半2ゲーム終了時に予定時刻より遅くなった時
 ・明らかに遅いチームがあれば、メンバーをトレードする。
 ・全般的に遅い場合は後半2ゲームは3打ミスで4打目OKボールを宣言する。

2,時短のための一般ローカルルール
  ・時短のために時短推進委員会を設置する
  ・ゲーム中のチーム内に進行チェック員の常設、例えば2番の人がチェック係 としてゲームの進行状況の把握し、チームメンバーに知らせ、進行の促進を図る。休憩、ゲーム終了後に報告、
  ・ゴールを閉鎖する形でボールが止まっても15m以外のホールでは次打を打つ人はマークを求めてはならない。その状態で避けて打たねばならない(ホールインワンも含む)。但し、2人目の人が打つまでにはそのボールをマーク、拾い上げる。
  ・他の人が他人のボールをマークすることを認める
  ・準備当番はスタート前のコース整備でブラシトンボによる均しだけでなく、ホールポスト付近を踏みしめ、木製トンボでポスト周囲を均す。ポストが地面に均一に接していることを確認のする。場荒れがひどい時は休憩時間にホールポスト付近を木製トンボで均す。

3、時短マナー
  ・1ホールの持ち時間は3打平均、1打10秒と心得るべし。
  ・動作、歩行は機敏に動く事を旨とする。健康推進のため、歩く時はチョコチョコ歩きは厳禁、腰からの起動で歩きで最低3分の1歩だけ大股で歩く。ボールを拾う時は腰痛防止のため腰を曲げるのではなく、腰を下ろしてボールを拾い上げる。健康維持も長期的には時短に影響します。
  ・ホールアウトした人は次のホールに近い場所で待機する。
  ・50mが常に届かない人はホールに向かってセンターラインから少し開けて 打つ
  ・協会ルール1条エチケット プレーヤーは、自分のプレーが終わったら、すみやかに次のプレーヤーの妨げにならない場所に行く。より
 第1打を打った後には、その場でボールの行方を見極めず、歩きながらボールの行方を見極める
  ・協会ルール 第6条 ゲーム中のいかなる打球練習も行ってはならない。より  打球直前の素振りは止める。但し、10秒ルール内に収まる早撃ちで有れば問題なし?
  ・木製トンボはで均すときは、最後の一引きを強く引くことで表面の小石をコース外に出すことが可能です。
  ・早撃ちを薦めることでスコアが悪化しては逆効果ですし、又、自分の打順の前の人が構えて打つ動作中に打撃動作に入りことは御法度です。

 奇策としては無番のホールを15mコースか50mコースの手前で追加し、メンバー6人制をを無くす。当然、次の正規のホールが開いている遅いチームは、無番ホールは飛ばす。無番ホール2つで10名増員可能、1’5’集計用紙の追加とホールポスト設置で可能。5m程度で適当に遊ぶ?スタート時に待機するよりベターでは?

色々と検討すべきですが、ホールポスト付近の場荒れの整備。休憩時のメンバー入れ替え、ハンディがある人の3打でのミスは4打目はOKボールの認定。他はクラブメンバーの心構えで解消するのでは? 緊急的には後半競技の全体を4打OKボールで確実に時短になります。当然、施設管理者に運動場の整備のあり方も問うべきです。
 追記
 ゲーム中の個人の持ち時間は新しい考え方なので、再度 整理します。
5人のメンバーで1ホールでの一人の打撃の持ち時間が3打で30秒、一打10秒とすれば5人で150秒(2分30秒)、8ホールで1200秒(20分)、1ゲーム中の一人の持ち時間は30秒✕8=240秒(4分)です。
 ホール間の移動を5分として25分です。4ゲームで100分、途中休憩5分終了記帳5分で計110分 これが可能であれば計算上では1チーム6名では16分の追加になりゲーム時間だけで116分が必要になります。全体が6名のチーム編成では無理がありそうですが、ホール間の移動時間を1ゲーム2分、60m✕2=120mと厳密化すれば4ゲームで100分が88分に短縮されます。1名の追加16分をプラスしても104分となり、時短に上達すれば、半分ぐらいは6名編成でも可能性が大です。イザとなれば緊急事態として後半は3打目ミスで全員が4打目OKボール宣言の切り札があります。時短が成功すれば現在の12ホールを16ホールにしなくても6✕5+6✕6=66名 無番ホール3つ追加15名で81名Maxでゲームが可能です。

緊急告知 生活習慣病は運動習慣にも 膝痛、腰痛、猫背     グランドゴルフ陸王

2021年12月24日 | グランドゴルフ上達法
 警告 無理な歩行習慣が疲労を蓄積し、老化を促進,末は寝たきりに 
2021.12.24更新

 生活習慣病は飲食嗜好だけで無く、運動習慣によっても発生します。事故では無い膝痛、腰痛、猫背は生活習慣病とも言えます。合理的でない無理な運動習慣が疲労と過労を蓄積し、スポーツが逆に健康を害する体の老化(歩行困難など)を進行させる結果にもなります。
 腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、膝痛、O脚、股関節痛、猫背から歩行困難に
 グランドゴルフは軽度な運動で高齢者にも最適なレジャースポーツですが、特に若い頃よりスポーツに慣れない高齢者が健康のためにスポーツを始めると、二足歩行、直立の人体構造に不合理な運動習慣によって、ゲームに熱心に取り組む程、気づかないうちに生活習慣病として運動による体調不良、老化を進める可能性があります。
 ながら歩き だらだら歩き に注意しよう!チョコチョコ歩行、チョコチョコ走りは厳禁
 足の振り出しはお腹(おなか)の左右に出っぱっている腰骨から起動、膝を伸ばして足をスイング、カカトから着地。太ももはあまり使わない。右腰を前に出す時は右肩を少し引く。ながだら歩行は骨盤を立てて腰と肩からの起動によるスイング歩行がベストです。最低でも3分の1歩は大股歩きになります。

スイング歩行 
 腰と肩をひねれば肋骨や胸骨を開き、肩胛骨を動かし、健康に良い美しい姿勢を保つ全身運動になります。
ダラダラ歩行 
 無意識 或いは、腰痛や疲労から、骨盤の後傾(腰を前に)し、足(太腿)だけの歩行は疲労を足や脊椎に蓄積させ、将来に寝たきりの禍根を残します。

 ママチャリに乗る時、ペダルを蹴る動きが入らないサドルの高さで走ると、スピードが出ない上に足がすぐに疲れます。同様に歩く時も、足を後ろに蹴る動作が重要です。腰と肩からスイングする歩行習慣が早歩きを可能にし、ゆっくり歩く時でも重要です。大ももを動かすだけの歩行は山下りの歩行で膝が笑う疲労蓄積を平地で行っているのと同じ、疲労が蓄積します。

 背骨の構造は側面からはS字状になっています。人が動く時の地面からの衝撃を吸収する働きがあります。背骨(脊椎)は椎骨と呼ばれるブロック状の骨がずっとつながっていますが、その数は頚椎7個(首)、胸椎12個(胸)、腰椎5個(腰)、仙椎、尾骨があります。そして前方に湾曲しているのが腰椎、頸椎。後方に湾曲しているのが胸椎、仙骨です。
 背骨を守る筋肉は背筋と呼ばれる脊柱起立筋等や多裂筋等、様々な筋肉がありますが総て背中側にあります。腹部では前方に湾曲したアーチを圧縮する力が働き椎間板に無理な力が働き、最悪ヘルニアの危険性もあります。
 前方に曲がる胸椎を支えているのが脊柱起立筋や広背筋があり、仙骨や腰骨からつながっています。腰椎は前方に湾曲していますので上体を持ち上げる背筋を使うと腰椎は曲がりが深くなり、腰の椎間板の後ろ側を圧縮する力が掛かりますが拮抗する筋肉が大腰筋(胸椎の1番下から腰椎から足の大腿骨にかかる筋肉)になります。
 腰椎のアーチをさらに圧縮する力、上体の自重や背筋による圧縮力に対抗する力は大腰筋になります。大腰筋がアーチの変形を防ぐ力として働いています。背筋力と拮抗し、引張力の筋肉で重力に対抗する骨格筋です。体の自立に働く重要な筋肉に背筋と大腰筋でが、直立姿勢を保つためには骨盤を立てる筋肉も重要になります。
 大腰筋は背筋と同等に生活の中で重要な筋肉ですが、腹部にあるインナーマッスルとして、骨盤の姿勢を保つ腸骨筋と合わせ腸腰筋と言われます。又、膝は膝関節で屈伸しますが、腰は股関節で上体を屈伸します。大腿骨と腰や腰椎に繋がる筋肉が重要になります。

 正しい悪いという表現を使いたくないので、生活習慣で腰痛から守るための姿勢、歩き方を正、問題を起こし易い歩き方を誤りとすれば、
 誤った姿勢、歩き方で熱心に運動すると生活習慣病を発症します。
 健康のためのスポーツが、逆に誤った姿勢や歩き方で疲労を蓄積し、老化を早める結果を招きます。


 姿勢 ◎ 骨盤を両足の真上に立ち、胸と首を脱力しても維持できる姿勢。座れば座骨で座ることになります。一般に骨盤を立てて座る 
 姿勢 ✕ 膝を少し曲げ、骨盤を前方に出す(骨盤の後傾)、胸は脱力して猫背(腰椎が後傾しているので見た目は判りにくい)の姿勢。座れば座骨でなく仙骨で座る姿勢です。長時間の車運転で腰痛が~、骨盤が寝た状態が常態化すると膝痛、腰痛、猫背が進行します。
 歩き方 ✕ ✕の姿勢で足の前もも(大腿四頭筋)だけで歩くと足の疲労、膝に負担がかかり膝痛、腰痛、猫背に、或いはO脚の進行、股関節の障害を招きます。歩く衝撃が膝、股関節を直撃、腰椎へ胸椎へ
 歩き方 ◎ ◎の姿勢でおヘソの左右少し下にある骨(骨盤の突起)から足を起動し、胸(肋骨)を開く(背筋を使う)。地面からの衝撃を腰椎、胸椎のアーチで吸収します。腕は腰とは反対方向に肩から動かして腕を振る。

「大腰筋ウォーキング」を身につける【SPORTS LAB】youtube


大腰筋は走ったり、ジャンプする時に最も働く筋肉です。鍛えるにはNHKガッテンが紹介する
 がにがに体操 がベストです。両足を広げてその場でスキップする要領です。ジャンプしながら太腿を腰上まで引き上げます。両肘を90度曲げ、手のひらに膝を当てます。,膝をリズムよく体力に応じて回数を重ねて下さい。転倒予防にも効果あります。
 クネクネ運動 は横の動きだけでなく前後の運動、左右の回転運動がベストと思いますが?

「わが子に教えたい!運動能力UPの魔法の体操」NHK youtube

腰痛、私の一番の解消方法
1、ストレスを貯めない、疲労を蓄積しない。精神的ショックだけでも腰が抜け、立てなくなります。
2、仰向けに転がり、両足を屈曲させて、膝を手で抱えてお尻を浮き上がらせる。湾曲している腰椎を伸ばす。そうです、気持ちの良い屈曲位を
3、ぎっくり腰?腰痛は腰の筋肉では無く、腰骨( 腰椎)やインナーマッスルの疲労です。下手に腰に係わればさらに激痛が走ります。腰は安静にして太腿の筋肉疲労の解消が第一です。

初めてのグランドゴルフ 陸王

2021年04月23日 | グランドゴルフ上達法
21.04.23更新21.03.24

グランドゴルフを始める方に向けての案内です。コーチする方は必読
ここでは縦振りスイングの案内になりますが、如何様なスイングでもOKです。無理の無いミスの少ないスイングを突き詰めれば? 美しいスイングが完成します
どのようなスイングでもスイングの前提となる基本として

・ボールを打つ瞬間に集中する
  ボールを打つ瞬間を見ましょう。打つ動作は総てボールに当たる瞬間の今の為の動作です。打った後は結果論、打った後に転がる方向に気が取られるとミスにつながります。バックスイングからクラブヘッドがどのように加速されたかが問題になります。
 ボールを打つ動作、構えてから打つまでのルーティーンの中でスイングに集中できず、余計なことを考えてミスすることが多々あります。打つ方向とスイングの強さ(距離)が決まれば打つ瞬間は他のことは遮断しましょう

・スイングはボールをクラブヘッドで叩くのが基本です。クラブヘッドで運ぶものではありません。
 ゴルフを始めるときは誰もがスライス病に悩みます、グランドゴルフではボールが地面でバウンドすることで隠されますが、ミスが誘発されます、本人だけでなくスタートマット直前の穴ぼこ、不陸は同伴者のプレーにも迷惑なります。会心のショットがあらぬ方向に転がることもあります。原因は打つ瞬間にクラブシャフトで加速されているからです。ボールに当たる瞬間はクラブヘッドとシャフトは同じ角速度で移動すべきです。ボールは叩くべし、運ぶべからず。

・安定したスイングの基本は腕と体の一体感高める為に脇を締めることです。
  腕を主導してクラブを振るべきではありません。短い距離であっても肩の動きから腕を振ることで長短の距離の安定したスイングが可能です。短い距離では肩の動きで、長い距離では体の始動で肩を動かすことです。
 多くのミスショットはクラブヘッドの撃心で打てない結果です。
 脇を締め体と腕、クラブが一体化すればバックスイングの初めに戻すだけです。

・縦振りスイングでは左腕はクラブヘッドの鉛直方向(ボールを上から見て上下)のコントロール、右腕は水平方向(上からみて前後)のコントロールに使って下さい。
 強く振るスイング中にクラブに働く力と対抗する力に注目することでミスは少なくなります。
 ゴルフスイングのように斜めに振るときは同様に左腕はクラブシャフトのスイングプレーン方向の伸張力に対抗し、右腕はスイングプレーンのブレを安定させるために使います。
 グランドゴルフでは構えた時から左右の腕の角度を同じにすべきではありません。脇を締めるといっても左腕は伸ばしぎみに、右腕は肘を脇に近づけるべきです。
 ゴルフでは左右の腕を同じように構えますが、実際にボールが当たる瞬間は左肩が開き左腕は伸び、右肘は曲げてスイングします。
  グランドゴルフは50m、30m、25m、15mの各8ホールで最小打数を競うゲームですが50mと残り1cmの距離も同じ1打です。
 強弱同じスイングをマスターですべきです。
 1mの距離と50mを同じスイング?かなり無理があります。おすすめは15mまでは左右の肩の上下で、それ以上は上体のひねり、さらには左膝の沈み込みがあります。

・スナップ 手首を返す力は小さな動きでボールを強く打てるがゆえに距離感のコントロールが難しくなります。ショートパットではボールの転がりを良くするために必須です(ボールを叩く、運ばない)が、長短いずれの距離でも同じように使うべきです。大きな動きでの調整の方が誤差は少なくなります。
 厳禁はボールが当たる瞬間にもスナップでクラブを加速することです。

レッスン1 グランドゴルフ上達 シングルスコアへの道
https://blog.goo.ne.jp/tensyouwao/e/8003a829cb85a149eb3e045ac3d15390


レッスン2 グランドゴルフ上達(2)シングルスコアへの道
https://blog.goo.ne.jp/tensyouwao/e/df30de94ed8e371c45158dcb59bf1a4a

上記のカテゴリー グランドゴルフ上達法 クリック

競技グランドゴルフ 陸王(3)初習よりも悪くなるスイングの原因

2021年04月08日 | グランドゴルフ上達法
20-12-26更新21.4.8

 グランドゴルフで初習よりも悪くなるスイングが身に付くケースが50mの距離を打つ時に多くみられます。
 強く打つと方向性悪くなる、ボールにちゃんと当たらない(極端には空振りやマットを打つ)ことでボールを打つスイングからボールを運ぶスイングに変化してしまっている悪癖が身につく方がおられます。なぜ悪い?競技でスコアアップを目指すならば方向性、距離を安定させる一点につきます。ボールを運ぶ(ボールがクラブヘッドに当たる瞬間も腕や手首でクラブを加速させる)スイングではショートパットから50mを打つ全てのスイングでボールにトップドライブ回転が働きます(前1,2参照)強く打てば打つほどトップスピンが掛かりスタートマットの直前を抉る打球になります。
 簡単にはゴルフでのパンチショット、フルスイングでの打つ前後での腰を回転させないスイングです。クラブヘッドでボールを運ぶのでは無くボールを叩くイメージです。
 その前にゴルフでフルショットしても少し慣れればほぼフェースには当たります。
ボールをセットし構えた時、腕はハンドダウンして腕とクラブは一直線には構えませんが、インパクトでは肩が開き左腕はクラブとほぼ一直線になってクラブの遠心力に拮抗させ、右手は構えた時の様にハンドダウンしてヘッドの前後の位置を確保し、クラブヘッドの軌道を安定させます。左腕は脇を締め、右腕は右肘を体側に引き脇を締めることで完成します。
後方からのスローでチェックして下さい。左右の腕が同じ角度でスイングすればヘッドを前後にずれないようにコントロールすることは困難です。


 スイングの基本は腰、肩、腕、クラブの回転のゆらぎです。腰肩腕の力でクラブを一律に加速することでは有りません。スイングではトップの位置から腰の始動から始まり肩腕、クラブへと順次遅れて回転し、腰の回転の減速が肩に伝わることで、腕、クラブが加速します。クラブヘッドが加速の状態でインパクトが理想です。但し、ヘッドが走り,腕が遅れるとフェースはかぶりフック回転、腕が先行すればスライス回転
 
 グランドゴルフの場合ヘッドスピードは10m/秒程度でもあれば50mに十分なようです
インパクトでは左腕を伸ばし、右の二の腕は脇を締めることでスイング軌道は安定します。
 ゴルフではインパクトの瞬間は左肩が開き左腕が伸びますが、グランドゴルフでクラブを縦振りする場合、ラッパ状のスイングプレーンにし、構えもインパクトも左肩を上げるスイングが単純です。左腕は鉛直に右腕は二の腕を脇に引きつける構えです。グランドゴルフで50mを打つフルスイングではバックスイングで手首を返しスイングプレーンを均す方がベストかも
 初めは右足よりも少しの右の方向で肩を止める様に腰を始動して下さい。そして腕とクラブが振られる感触を確認して下さい。スイングは振り振られるのがスイングのリズムです。可動域を広げるためには左足を沈め、腰の左右の上下運動を深くして下さい。(縦振りスイング)

続 

競技グランドゴルフ 陸王(2)上達法 シングルスコアへの道  パッティングに革命

2020年09月07日 | グランドゴルフ上達法
前編が長くなり、続編を書き足します  
更新2020/09/07

貴方もパットの名手に グランドも甘くありません
◎転がりの良いパットはヘッドを走らせること
✕転がりの悪いパットはクラブを腕で加速しながらボールを打つ
ボールを打つことはボールを叩くイメージがベスト。クラブヘッドを目標に向かって運ぶことではありません。ボールとクラブヘッドが衝突する瞬間にはヘッドが走っている(ヘッドがグリップの回転速度より早い)ことです。
理論的には前編を参照
 腕、手首で加速しながらヘッドがボールに当たればボールを地面に向かって打つことに、同じスイングしている様に見えても、人によって様々です。一番長い距離の50mを打つとき、普段、打って直ぐに大きくボールがバウンドする人は打つ瞬間に未だクラブを腕や手首でクラブを加速しているスイングになります。その打ち方をされる人はクラブを加速していると考えますが、ゴルフでドライバーを打った経験のある人ならスライス病を克服するかと同じ問題です、クラブヘッドをを走らせない限りヘッドは遅れ、ボールはスライス回転をします。グランドゴルフでも同じようにボールを地面に向かって打つトップ回転(順回転)がかかります。

 ストローク、タップどちらにしてもボールを打つ瞬間にクラブ、ヘッドがどの様に動いている、が問題になります。グランドゴルフのクラブはゴルフのパターのように上向きに角度は付いていません。シャフトを垂直にすればヘッドは水平です。クラブでボールを打つ瞬間、ボールは衝突の力学に従って転がります。ヘッドが走っている状態ではヘッドの向きに転がり、ボールに回転力は働きません。クラブを腕や手首で加速中にボールと衝突すれば、ヘッドは僅かに下向きに傾き、トップスピン(打つ方向の順回転の回転力)が働きます。ボールを初めから回転して転がせば、ボール直前のグラウンドの影響をより受けます。
 転がるボールは止まる寸前になるほど曲がる確率が高くなります。単にゴール付近が荒れているだけでなく、転がるスピードが遅くなればグラウンドにボールが沈み込み、直進する慣性よりもグラウンドの不陸の影響を多く受けます。同様に、グラウンドに止まったボールは自重により沈み込んでいます。2打目以降はボール直前のグラウンドの不陸の影響をもろに受けます。
 打たれたボールは地面、芝との摩擦抵抗で回転を始めます、良い転がりは徐々に回転がかかることです。急激に回転がかかる、最初の地面との接触で圧が強ければ、接触面でのコンディションによって左右、距離にぶれが発生する可能性が高くなります。
 ショートの場合、ストロークだけではどうしても転がりが悪く、少しの手首の力を使うタップを合わせて使うことでヘッドが走ります。タップの場合でもボールを打つ瞬間は手首の加速は終わっている状態でヘッドが走ります。ボールを叩くイメージ

 意図した方向に転がらない大きな原因はボール直前の不陸、小石の影響が大です。少しでも影響を少なくするためにもヘッドを走らせることに心がけるべきです。ホールポスト近くが砂場状態でボールが真っ直ぐ転がらないケースが多々あります。当然ボールは普通より沈み込んでいます。一番の打開策は少しヘッドを上向きにしてボールを叩くことです。それはボールの位置は左足前、左体重にすることになります。トマリや縦ワクに当ててボールを止める強弱判断もあり奥深いゲームです。

 クラブを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ、縦振りのスイングでの誤解があります。女性の多くが距離を稼ぐためにボールを運ぶようにヘッドがボールに当たった後もクラブを加速させるスイングなることです。縦振りスイングは肩の上下だけで無く、腰の左右の上下、膝の屈曲で距離が稼げます。
 しかし、ヘッドを走らせると問題が発生します。ヘッドがかぶり、ボールは左へ。ゴルフでのフックボールになる危険性もあります。ボールに当たる瞬間の前にはグリップを強めに
鈴木愛選手【パット練習】Ai Suzuki Putting practice ~2018 ANA Inspiration~

ゴルフ女子プロでパットランキングでトップの鈴木愛選手は令和元年のコメントでインサイドアウトでパットしている、というコメントがありましたが、
 私はあくまで真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ、手首の構造上、親指側 母指球側がかぶり易いので、小指球側を真っ直ぐ押すのがベストではないかと 
やはり 青木プロはすごかった

コロナ感染防止対策 グランドゴルフ

2020年07月23日 | グランドゴルフ上達法
コロナ感染防止対策
                NFG グラウウンドゴルフ

コロナ感染が蔓延する状況下での対策
1、 基本方針
 老人の適度な運動、身心リフレッシュのスポーツであるグラウンドゴルフが安易に中止されるデメリット、老人が家に引きこもる弊害を極力避けるため、安心安全な予防対策を講じる
 運動トレーニングがおっくうな人であっても、ゲームによって適度な運動と地域の人々との交流、リフレッシュができる機会を奪われないための対策が重要です。
 年寄りが外出し、コロナ感染を危惧する家族のためにも

2、人にうつさない うつらない
 幸いにも備品庫、トイレ以外はオープンスペースで活動できる状況です。
 唾液の飛沫感染、接触感染の防止を計る。
 万一にも同伴メンバーが罹患していても
 感染しない自覚と方策を各人が実行

 ・来場時には体温測定、手首から指先のアルコール消毒の徹底
 ・マスク着用もメインはウイルス飛沫拡散の防止であり、
  猛暑の高温下では鼻の密閉は熱中症の危険があり、口を覆うことを推奨
 ・メンバーとは1mの距離を開ける。大声で話をしない
 ・接触感染防止、人との共用使用を極力避け、手袋の着用を推奨、道具等の隔離
 ・退場時には手首から指先のアルコール消毒の徹底、

3、日常の体調管理と免疫力向上
 ・毎日の体温測定で基礎体温掌握、0.5度以上の微熱が有れば何かの感染症を疑う
 ・十分な睡眠、休養、運動、慢性的なストレスを貯めない
 ・帰宅後の手洗い、うがい、目薬、シャワー
 ・入浴で一時的な体温上昇、皮膚刺激
 ・十分な食事。魚、肉、大豆他、野菜、香辛料(にんにく、ねぎ、しょうが、しそ等)

競技グランドゴルフ 陸王 上達法 シングルスコアへの道  ミスの少ないスイング パッティングに革命

2020年05月09日 | グランドゴルフ上達法
グランドゴルフ上達 シングルスコアへの道 陸王
  ミスの少ないスイングが一番に決まっている
2020/5/9更新

 何回も加筆を重ねています。前後で矛盾する表現があるかも解りませんが、スコアメイキングは2打目が鍵です。いろいろ試行錯誤しましたがやっとスイングの完成形が見えてきました。1ゲームのホールインワン(トマリ1)2、2打5、3打1で実打15-6の9打でシングル達成。1ゲーム3回以上のホールインワンでのシングルは実力よりも玉玉のオッス。ホールインワン4は夢ですが方形カットのエメラルド?

 これが正しい打ち方などありません、しかし、自分の感覚に合った、ミスが少ない打ち方が一番の打法です。これからグランドゴルフを始めようとする方へのスイング解説です。初めから合理的なスイングで練習する方が楽に上達します。あれやこれやに振り方を変更すると慣れるまで下手になります、それでもスポーツとしてミスの少ないスイング、スコアメイキングを考える方に合理的なスイングをお薦めします。スイングの参考にして頂ければ幸いです。

 ◎ミスショット
 ターゲットラインに添って真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ打つ。ボールは打ったようにしか転がりません、後は傾斜や不陸、小石、風に任せるだけです。グランドゴルフではアドレスで構えた位置にインパクトで戻せばOKですが、それが案外と難しいスポーツゲームです。スイングが安定しない結果が意図した方向にスイング出来ない、インパクトでもクラブヘッドの芯を外しミスを大きくします。芯を外せば外すほど距離は出ず、方向も大きくズレます。
 ・ボールとクラブヘッドが当たる瞬間をしっかり見る。ボールの行方を気にするとヘッドアップして、肩が先行して腕が上がりトップします。
・体、足腰肩の安定しない横揺れによってクラブヘッドがアドレスとインパクトでズレる。腕の振りの大きさに負けないスタンス幅、肩幅が両足の中に入る程度まで広げると腰が安定します。強く打とうとするあまり、体の縦てブレは厳禁です。
 ・距離が長くスイングが速くなればクラブヘッドに遠心力が働き、対抗する力が無ければ、アドレスの位置よりも前方或いは下にクラブヘッドはズレて芯を外します。
  10発10中



 ◎縦振り横降り 2つのショルダーストローク
 クラブを振る力 、手首、腕、肩、腰、何所の力で振るか? 人それぞれですが、腕で振ろうとするとミスが多発します。腕は動きに自由度が高く、振る方向と強さの2つを担わせるには危険が大きすぎます。肩の回転の力、或いは手首の力でボールを打つのが基本です。腕は方向性を維持することに専念すべきです。上腕は脇を締めて上体の動きに連動させれば、腕の動きが安定します。
 バックスイングは照準合わせの動作になります。ゆっくりと目標を意識して引くべきです。バックスイングの終点とインパクトの位置がターゲットラインに有ればターゲットに向かってスイングすることになります。12パッ 弓を引く様に
 バックスイング中にターゲットラインを意識する方法は何でしょうか?クラブヘッド?両足を目標と平行に構える?ボールやクラブヘッドを目の真下に置く?腕を垂直に垂らしていれば両腕が作る面?何を取り入れますか?

 肩の縦振り、横降り



 ◎縦振り横降りと横降りのどちらを選択?
 短い距離を打つときクラブは縦振りにします。何処まで?グラウンドがぬかるみ状態や、芝コースで余程のアップヒルで無い限り縦振りで十分に50mは転がります。縦振りではどうしてもスイングがぶれる人には横降りをお薦めします。
 お薦めは縦振り、スイングを上体の傾きのまま体の軸にそって回転させればクラブヘッドの軌跡は円弧になり、ゴルフのようにインサイドインの軌道でボールをヒットすることになります。しかし、ゴルフでもパターをインサイドインに振る人は少ないのが現実です。パターではターゲットラインの後方に引いて真っ直ぐに打つのが基本です。この時、肩の回転は上下運動になります。左肩は下がり、右肩が上がることで縦振りになります。

 ◎変身1 縦振りでの長所短所を克服
 肩の上下運動は肩を鉛直方向に動かすことになり案外と複雑です。ボールを目の下に置いて垂直を意識するか、腕を垂直に垂らす方法があります。腕を垂直に垂らす方法ではクラブを強く振ればクラブヘッドが外にズレます。一方、上腕を体に沿わしたスイングでは肩を上下に振る指標が弱く左右にブレやすくなります。ショートからロングまで同じスイングを目指すなら、変則的ですが
 左腕は前腕上腕で垂線を維持し、前腕をターゲットラインに平行に(厳密には垂直に垂らした上腕と前腕が作るプレーン)角度を付けることで、引く方向と振る方向の指標にします。
 右手の上腕は体に沿わし、前腕は伸ばして、スイングによる遠心力に対抗させます。

 グランドゴルフで一番ミスが少ないオーソドックスなスイングになります。
上腕を体に沿わせると修練が必要です


 職人技 青木流 タップ 手首を使う 驚き、腕は自然に垂らしていた


 ◎スイングは回転のゆらぎ 非力な人でも50mは転がる
 ボールを投げることや、野球やテニス、ホッケー等の手のひらの延長としての道具を使うスポーツでは初心者と慣れた人では大きな違いがあります。初心者がボールを投げる時、ドアスイングと言われる腰肩腕手を一体に使って投げますが、スイングには音楽のスイングのようにゆれ、ゆらぎがあります。肩・腕・手の回転速度のピークは順次移動します。インパクトの手前で回転速度を同調させます。打った後はクラブに引っ張られる力を感じながら腕や肩を回転させます。より強く打とうとすれば腰を回転させますがグランドゴルフでは不要です。肩の上下運動をするための腰、足の動きです。
 運動エネルギーを考えれば肩、腕、クラブと重さは順次軽くなり、効率よくクラブに移転できれば肩の少しの移動、運動量でクラブのスピードはアップします。肩や腕の力を少し抜き、肩の上下、回転の力でスイングします。スイング力学では偶力(回転方向とは反対に働く力)がヘッドを加速させます。
 余談ですがゴルフでは昔、杉本英世がスライド&ターンというスイング理論、現在ではバンプ&ターンですが、実体はスイングの初動のスライドによって肩に連動して腕を引っ張り、肩の回転の減速で腕の回転力を増大させ、ハーフウエイでは腕をロックさせることでクラブヘッドをより走らせ、腰のターンによる回転速度との合算でインパクトします。

 ◎変身2 ハンドファーストとハンドレイト Hand first & Hand late
 スタートマットの直ぐ前方でボールがバウンドし、地面に打球根、ディポットが残っている場合が多々あります。穴の傾斜は方向と距離を変化させます。ボールの上部をトップするミスショット以外に根本的な原因があります。
 ボールとクラブの衝突ではクラブヘッドの進行方向にボールは飛び出します。フェースの向きが進行方向とずれていれば、入射と反射はフェースの鉛直方向に正対して反発します。ボールが完全弾性体の場合ですが、現実には反発係数は1では無く、ゴルフボールで0、8、野球の公式ボールで0、4と言われています。グランドゴルフのボールはその間にあると思われますが、完全弾性体で無い限りボールはクラブヘッドの進行方向に引きずられます。クラブフェースの向きよりもクラブの撃心で打たないミスとクラブヘッドの進行方向、スイング方向に左右されます。
 グランドゴルフのクラブフェースはゴルフのパターのようにロフトがありません。ロフトゼロ、体が突っ込みハンドファーストで打てば打つほど、地面に向かって打つことになります。又、距離が短いパッティングの場合でも打って直ぐに方向が変化する事が多々あります。ボールの転がりの良否がスコアに直結します、打った瞬間はボールを浮かし気味に打ち、ボールの直進力を徐々に転がる回転力に変化させる方が確実に直進性は良くなります。
 グランドゴルフではロフトを確保するためにハンドレイトがベストです。地面からの右肘の高さを90㎝、右肘から15㎝ターゲット方向にクラブフェースの位置をセットすれば9度のロフトが確保されます。右腕の上腕は体側に添わせ、右の前腕とクラブを直線的に左前方に出してハンドレイトにします。ゴルフでのハンドファーストとは逆、右打ちであれば、左手首が屈折します。スイングの最下点をアドレスの位置になるようにスイングすればダフルことはありません。

 ◎スイングの実践
 スコアメイキングを考えた時、運不運が大きく左右します、ゲームで言えば麻雀に似ていますが、違いは勝負を避けて下りる必要がありません。腕次第、時の運で済ませれば上達は望めません。良い時も悪い時でもスコアをまとめる。より的確な状況判断と対応、技術の上達と集中、ゾーンに入る修練が陸王への道です。イップスなんかクソ食らえ、悪くても20点、良ければ1打2、2打5、3打1で1ゲーム9点のシングル達成です。
 スイングのトップの位置とインパクトの位置がターゲットラインに有れば目標に向かってボールは転がります、スイングの始動は右脇で右上腕を押す位の気持ち(視線の焦点はあくまでボール)で左腕のターゲットラインに沿って肩を鉛直に距離に応じた上下でトップを完成させます。
 ハンドレイトで構えると普通のアドレスより肩と両腕で作る5角形のバックスイングの可動域が少なく、左手首の角度維持が出来なくなりクラブがコックします。コックによるパワーアップを使いましょう、非力であれば腰の水平移動も使えます。その時のクラブのアドレスは左足かかと前方、重心も左かかと上です。
 ハンドレイトの目的はボールを飛び上がらせることが目標ではありません。できる限り水平に打つことが目標です。打つ距離が短いほどロフトがあることが望ましく、50mならば水平に打つ出すことができれば十分です。打って直ぐにボールが地面にバウンドするほど距離と方向に誤差がでます。
 体のセンターにクラブをセットした時、かなり違和感があります。右手主導、左手ガイドのスイングですので、右肘を普段の構える時よりも少し後ろに下げると脇腹と右上腕の密着度が増えて体と一体感が増します。左腕は上腕が鉛直を保ち、左肘をターゲットラインに沿って少し張り出せば、前腕がバックスイングで肩を回転する方向(クラブヘッドを引く方向)を示します。
 距離感はストロークであれタップ(手首のスナップ)であっても最後は感覚ですが、ストロークの場合は時計の文字盤で考えます、アドレス構えた位置を12、0分としてバックスイング90度が15分の位置として、15mを5分、25mを10分のようにして調整します。但し、10分位を超えると右腕の前腕がコックしますがラインに乗っていれば問題はありません。同様に距離を稼ぐために手首のコックも同様です。個人的には25、30mストローク+コックで50mとしています。
 習熟した人はアドレスのカタチが完成されています。ここで提案しているスイングでは右腕を従来より引くことでより安定性の確保になりますが、クラブをグリップする位置を同じにすれば、自動的に体の傾斜角は深くなります。試行されるときは留意して下さい。

 クラブの芯で打つ。いろいろなスイングしていると、同じように打ったつもりでも、ボールが直ぐに前方の地面に突き当たることがあります。野球のバットの先端にボールが当たれば芯を当然はずします。同様にグランドゴルフでもクラブ自体の重心はヘッドではなく、ヘッドよりの柄の位置にあります。
 少しややこしいですが、撃心という考え方があります。少し異論があります。クラブをグリップを中心に回転するとしてボールの打撃による反力をグリップを中心にクラブの回転する打撃ポイントを撃心としています。しかし、ボールが当たる瞬間、グリップも動いています。そして、グリップが減速すれば、グリップを中心にヘッドが加速する力、偶力が働きます。厳密にはグリップに反力があってしかるべきです。短いショートパットではグリップと平行運動に近い動きです。野球のバットは剛体ですが、ゴルフでは初心者は強く打てば打つほどスライスに悩みます。同様にグランドゴルフでは初心者ほどボールをスタートマットの直前に打ち付けます(ゴルフでのスライス打ちです)。
1、クラブヘッドが先行して動く時、は明らかにクラブヘッドの芯で打っていると言えます。
2,クラブ全体が動く時、ヘッドには芯が無く、クラブの芯を外して打っていることになります。
3,クラブと腕が同じ回転速度で動く時、腕とクラブを合わせた重心になり、より重心から離れたポイントで打っていることになります。
 クラブヘッドの芯で打つためにはボールの当たる瞬間にはヘッドが自体が走っていることが必須です。スイングの途中で弱いと感じて強く振ろうとする場合でも、ボールに当たる前に加速を止めるべきです。特に、ストローク式のスイングではショートパットのとき、3m位迄の短い距離では転がりが悪く、方向性が乱れます。理由はスライス打ちで直前のグランドの影響を強く受けるためと考えられます。タップ式の方に軍配が上がります。ストロークではボールを打つよりも運ぶようになり、2,3ようにクラブヘッドの芯を外し、ボールを直前の地面に打ち付けるパッティングになります。手首のコックを使ったタップ式の方が安定します。よって、グランドゴルフでは1打目はストローク式、2打目以降はタップ式に軍配が揚がりますが、あくまで、クラブヘッド自体を加速することが前提です。タップ式でもボールに当たる瞬間には加速を止めるべきです。逆効果になります。

 余談ですが高校野球を見ていると野球のバッティングでもヘッドを走らせる話がありました。ボールの打撃の瞬間ではバットの回転速度がグリップとバット先端では回転速度が違います。ボールとバットが当たる瞬間は腰の回転に注視されますが、その直前には腕が走る動きを止める?肩と腕の位置を維持、ロックすることで偶力が働きバットの回転速度を増し、腰の回転速度と合わせたバットのヘッドスピードになります。ゴルフでも野球でも、この腰の回転では右足の蹴りによってさらに加速します。

 グランドゴルフで前面の地面にボールを叩きつけないスイングは「ヘッドを走らせる」に尽きます。しかし、タップ式であれ、ストローク式であってもボールが当たる寸前に体の動きを止める力が強すぎればボールを引っかけてしまいます。スムーズな動きの中でインパクトの直前からはヘッドの方向性の維持を第一にすべきです。 

 理論から実践へ

 初めは、クラブヘッドに角度を付ける為にハンドレイトを考えましたが、スイングの仕方、ヘッド自体を加速させる方が重要でした。両腕で鉛直を出せば方向性は確実に安定しますが、マットを叩く危険性やヘッドが前方にずれる危険性があります。よって、右腕でクラブの安定を保つために二の腕を脇腹へ引き、脇を締めます。
 現在慣れているスイングを大幅に変更すると習熟に時間がかかります。目標はクラブヘッドを目標に対して真っ直ぐに引いて打つ、且つ クラブヘッドを走らせてヒットする。
 アドレスから左足の膝の曲げによって腰が少し上下左右の回転でトップを作り、足の屈伸の原動力で腰、肩、腕、クラブに力を伝達させます。腕をガチガチに固め無いスイングが理想です。クラブの加速はヘッドが右足前で終了、以降は腕と肩はヘッドを減速させずに連動させることが重要です。ストローク式ですがタップであっても同様にボールがクラブに当たる時、手首による加速が終わっていれば、スタートマットの直前でグランドに叩きつけることはありません。
 50mの距離からショートまで同じスイング作りのためには柔軟なスイングが理想です。距離をスイング幅で決めるようにグリップの力もスイング幅に応じて変化させることで同じスイングが可能になりす。ストローク式で、ショートではより手首を柔軟に使ったスイングです。素振り1万回、セオリーに則った練習に勝る上達方法なしです。
 皆が同じスイングすることを考えると気持ちが悪くなります。人それぞれ個性があって楽しくなりますが、セオリーに則らないと無理が生じます。感覚が冴えるスイングが理想です。不陸でボールが跳ねるのは不可抗力ですが、打った瞬間にボールが跳ねるのだけは避けたいものです。既にある凹みで方向と距離がより不安定になります。
 
 安定性、確実性のスイング、ギアチェンジ
ショートから50mのロング迄のスイングで、スイングの振り幅で距離を変更すると明らかに無理が発生します。2つのスイングを考えます。Sギア 0~15m Lギア 15~50m
Sギアは肩が上下に動く力でスイング、Lギアは腰から上下する力でスイング(連動して肩、腰の動き、上下が深くなれば左膝が屈伸します)します。
 どちらのスイングでも手首のコックは使いますが、ストロークのスイングではコックの力は使わずに自然に手首が戻る感覚がベストです。ボールが左足踵(かかと)前方ならば体のセンター迄を旨として、スイング時は概ね体のセンターでは戻すべきです。理由はボールを打撃するときのヘッドの走り(ボールの転がり)を確実にするためです。
 習熟された方がスイング改造する時に一番に取り入れるべきと考えます。ショートではボールの転がりが良くなり、長い距離ではマットの直前でボールをバウンドさせないため(方向と距離にバラツキが多くなります)。
  
 少しはお役にたったでしょうか? 長々と加筆してきました。足跡を残して頂ければ幸いです。
長くなりすぎたので 続編へ 
 検索は グランドゴルフ陸王 でトップに表示します。グラウンド・ゴルフが正式名称のようですがご意見無用の大阪弁です