少子化問題の主な原因は男性が結婚しない、出来ない問題です。
政府自民党、マスコミが長年、少子化の原因を隠蔽し、矮小化してきました。完全なゴマカし、ミスリードです。今日の少子化は女性の晩婚化、出産数の少子化が主原因では無く、結婚しないできない男性の増加です。
生涯未婚率という統計があります。50才の人が未婚である数字です。
男性の生涯未婚率は4人に1人の割合以上になっています。(50才の人の割合ですので若い世代の方ではさらに悪化が予測されます。)
自民党の議員が思い出したように女性は3人の子供発言でマスコミを賑わせますが、全くのミスリード、少子化を考えているというポーズにすぎません。
少子化の原因は男性が結婚しない、出来ない問題です。地域格差、収入格差によって男性の生涯未婚率の増加が原因です。
男性の養育児数、率
4人に1人が未婚によって育児0、男性3人が子供2人を育てれば4人で6人。率にして1、5人になります。女性の出生率に1、45に対応します。男性が結婚すれば、ほぼ2人の子供を平均して育てていることになります。
未婚の男性の割合を4人に1人から8人に1人に半減したとします。上と同様に7人で14人の子供、14÷8=1.75まで数字が上がります。
経済至上主義のもとに、お一人様の独身貴族、ゲームに消費文化のマスコミ、地方農村の疲弊、一極集中、性の商品化。現在では低所得者の増大による結婚率の低下があります。
自民党には任せられません。離婚率の増加、DVの増加は教育問題です。若い内から男女の対話交流を増やさなければ人間としての成長、選択の見識は望めません。
・ 1970 1980 1990 2000 2010 2015
男 1.70 2.60 5.57 12.57 20.14 23.37
女 3.33 4.45 4.33 5.82 10.61 14.06
国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (http://www.ipss.go.jp/)
50才の人の未婚率を生涯未婚率としたもので、30才を結婚率最多と考えれば20年タイムラグがあります。