3、ドライバーのスイングデザイン ボディーターン右打ちメソッド
Step1、初めてのスイング プラン1/3
1、正面が6時として、腰は7時、肩は8時、クラブは9時の位置から軽く振って下さい。
インパクト後に腕を返す受け身を確認するのが目的です。スイングスピードがアップすれば手首の故障の原因になります。ドライバーショットではインパクト後に腕、クラブを返すことが必須です。
回転の強さによって左への振り幅は大きくなります。人によって振り方は様々ですが、いわゆるドアスイングでOKです。
2、同じように腰は7時、肩は8時、クラブは9時の位置までですが、両脇を締め、グリップは右腰の前の状態で腰を6時まで強く回転させます。そして肩の回転のピークは7時です。腰や肩の回転を無理に止める必要はありません、回転の加速と減速の目安です。インパクト後は脇を脱力し、グリップを返してクラブの回転力を逃がして下さい。
このメソッドの目的は始めに腰が回転し、ひき続いて肩が回転し、クラブは遅れてグリップが加速し、続いてヘッドが加速する動きを実感することです。
どうでしたでしょうか? インパクトの位置では腰は惰性で4時まで回ります。肩も5時の位置になります。右肘が少し曲がり、グリップで右手が前に出ているからです。関節の保護のためには左腕も無理に伸ばす必要はありません。スイングスピードが速くなればクラブの回転による遠心力で腕が引っ張られて左腕は伸び、クラブとほぼ直線になります。
3、次にグリップのコックを入れてスイングします。2、と同じように腰は7時、肩は8時、グリップ9時の位置までですがクラブを10時、11時の位置までコックして下さい。
素振りは2、と同じように両脇を締め、グリップは右腰の前の状態で腰を6時まで強く回転させます。そして肩の回転のピークは7時です。腰や肩の回転を無理に止める必要はありません、回転の加速と減速の目安です。
このメソッドの目的は瞬間的な肩の加速が強ければ強いほどグリップは遅れ、ヘッドも遅れます。加速が止まれ(減速)ばグリップは加速し、続いて、ヘッドは加速します。
肩の回転にクラブが遅れてグリップが加速し、続いてヘッドが加速する動きを実感することです。腰の回転を先行させ、肩の回転と時差を付けることで、足の力を使った腰の回転に加え、腰より上の筋肉を使った肩の回転の両方が肩の回転速度になります。
多くの方は何も偶力を使っていないと思われるかも知れません。このメソッドで実感してもらったヘッドの加速は腰や肩の回転方向の力だけではありません。腰、肩の回転が減速することで偶力が働き、グリップやクラブヘッドが加速します。体の回転の運動エネルギーがクラブに移転していることです。
高校の物理の授業で習う運動エネルギーkは K = 1/2mv2 です。クラブヘッドと同じ回転速度で体を回転させることは力の効率が悪く、ヘッドスピードが上がりません。同じ運動エネルギーでヘッドスピードを上げるためには腰肩の減速が重要になります。そして、スイングにはクラブの回転方向の加速と減速のターニングポイント(TP)があります。そして腰、肩、手首(グリップ)のTPは時間的なずれ、回転角度位置のずれを伴います。
但し、体を極端に止めることは体への負担になります。ご注意下さい。
パク・インビ 朴仁妃 Inbee Park ~ANA Inspiration 2016~
PGAドライブディスタンス250yd
笠りつ子選手と同じようにノーコックと言われますがハーフウエイでは加速の力に負けてコックし、シャフトが後方にしなる事で前方への加速の力を蓄えると同様に、手首腕にも応力ストレスが蓄えられます。
これでボディーターンの基礎ができました。後はトップからのスイングデザインです。
現在、一般的なスイングデザインを企画中です。
続く
Step1、初めてのスイング プラン1/3
1、正面が6時として、腰は7時、肩は8時、クラブは9時の位置から軽く振って下さい。
インパクト後に腕を返す受け身を確認するのが目的です。スイングスピードがアップすれば手首の故障の原因になります。ドライバーショットではインパクト後に腕、クラブを返すことが必須です。
回転の強さによって左への振り幅は大きくなります。人によって振り方は様々ですが、いわゆるドアスイングでOKです。
2、同じように腰は7時、肩は8時、クラブは9時の位置までですが、両脇を締め、グリップは右腰の前の状態で腰を6時まで強く回転させます。そして肩の回転のピークは7時です。腰や肩の回転を無理に止める必要はありません、回転の加速と減速の目安です。インパクト後は脇を脱力し、グリップを返してクラブの回転力を逃がして下さい。
このメソッドの目的は始めに腰が回転し、ひき続いて肩が回転し、クラブは遅れてグリップが加速し、続いてヘッドが加速する動きを実感することです。
どうでしたでしょうか? インパクトの位置では腰は惰性で4時まで回ります。肩も5時の位置になります。右肘が少し曲がり、グリップで右手が前に出ているからです。関節の保護のためには左腕も無理に伸ばす必要はありません。スイングスピードが速くなればクラブの回転による遠心力で腕が引っ張られて左腕は伸び、クラブとほぼ直線になります。
3、次にグリップのコックを入れてスイングします。2、と同じように腰は7時、肩は8時、グリップ9時の位置までですがクラブを10時、11時の位置までコックして下さい。
素振りは2、と同じように両脇を締め、グリップは右腰の前の状態で腰を6時まで強く回転させます。そして肩の回転のピークは7時です。腰や肩の回転を無理に止める必要はありません、回転の加速と減速の目安です。
このメソッドの目的は瞬間的な肩の加速が強ければ強いほどグリップは遅れ、ヘッドも遅れます。加速が止まれ(減速)ばグリップは加速し、続いて、ヘッドは加速します。
肩の回転にクラブが遅れてグリップが加速し、続いてヘッドが加速する動きを実感することです。腰の回転を先行させ、肩の回転と時差を付けることで、足の力を使った腰の回転に加え、腰より上の筋肉を使った肩の回転の両方が肩の回転速度になります。
多くの方は何も偶力を使っていないと思われるかも知れません。このメソッドで実感してもらったヘッドの加速は腰や肩の回転方向の力だけではありません。腰、肩の回転が減速することで偶力が働き、グリップやクラブヘッドが加速します。体の回転の運動エネルギーがクラブに移転していることです。
高校の物理の授業で習う運動エネルギーkは K = 1/2mv2 です。クラブヘッドと同じ回転速度で体を回転させることは力の効率が悪く、ヘッドスピードが上がりません。同じ運動エネルギーでヘッドスピードを上げるためには腰肩の減速が重要になります。そして、スイングにはクラブの回転方向の加速と減速のターニングポイント(TP)があります。そして腰、肩、手首(グリップ)のTPは時間的なずれ、回転角度位置のずれを伴います。
但し、体を極端に止めることは体への負担になります。ご注意下さい。
パク・インビ 朴仁妃 Inbee Park ~ANA Inspiration 2016~
PGAドライブディスタンス250yd
笠りつ子選手と同じようにノーコックと言われますがハーフウエイでは加速の力に負けてコックし、シャフトが後方にしなる事で前方への加速の力を蓄えると同様に、手首腕にも応力ストレスが蓄えられます。
これでボディーターンの基礎ができました。後はトップからのスイングデザインです。
現在、一般的なスイングデザインを企画中です。
続く
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